2022年10月に行った

京都旅行記 を綴っています。

 

京都旅行2日目

 

お疲れの旦那さんが先にホテルに戻ったので

フリータイムを満喫中のワタクシ。ニヤニヤ

でも あまりホテルから離れると怒られそうなので(子供かっ)

ホテル近く 東山七条 界隈をウロウロ。

 

 

 

そんな時に偶然見つけて立ち寄ったのが こちらの

新日吉神宮

 

皆様は 新日吉神宮 という名前が読めますか?

私は読めませんでした。

「いまひえじんぐう」と読むそうです。

 

新日吉神宮 は東山三十六峰のひとつ 阿弥陀ヶ峰 の麓にあります。

すぐ近くには フォーシーズンホテル があったりもしますが

ここまでやって来る観光客はあまりいないようで

私がお邪魔した時は 私以外だーれも参拝者が訪れませんでした。

 

 

  

 

朱色の楼門の左右には随神が安置されています。

楼門は割と新しそうですが

こちらの随神は 見たところ結構な歴史を感じます。

 

 

 

楼門をくぐると正面に拝殿。

 

 

 

拝殿前の狛犬さんは桜の木かな?

木の枝に覆われていて近づかないと姿が見えなくなってました。

 

 

 

そして拝殿の奥に本殿があります。

 

 

 

新日吉神宮「新」「今」の意。

「日吉」「日枝」「比叡」と同じ。

 

新日吉神宮 のHPによると

 

平安末期。

平氏・源氏・公家が争っていた時代。

後白河天皇は天皇を退位され上皇になられました。

この時代の実権は上皇が握っていました。

後白河天皇は院の御所をお定めになられましたときに

皇居の守護神として 比叡山の守護神 / 日吉社(現・日吉大社)を勧請なされ

京都・東山の麓に 新しい日吉神社 を創祀されました。(1160年)

創祀850年以上になりますが「新」が付いております。

 

とのこと。

 

 

 

 

 

本殿前では阿吽の 狛猿 さんがお迎えしてくれます。

 

新日吉神宮 では 真猿・魔去る・勝る と称され

ご神使として絵馬やお守りのデザインにもなっているようです。

 

 

 

本殿の軒下(?)にも 真猿 さん。

 

 

 

縁結びと商売繁盛の神様 大黒様がいっぱい。

(写真に写っていないところにもいらっしゃった。)

 

 

 

本殿の欄間にも 真猿 さんが安置されているそうで

↑の案内の下には双眼鏡が設置されていて

その 真猿 さんを覗けるようになっていました。

 

 

 

多分 赤丸で囲んだ辺りだと思うのですが・・・

写真だと暗くてわからん・・・。チーンもやもや

 

 

 

本殿の裏にはとても存在感のあるご神木が立っています。

スダジイの大木で樹齢500~800年と言われているそうで

京都市の保存樹に指定されているようです。

 

 

新日吉神宮 には境内社が4社ありました。

 

 

 

豊国神社(ほうこくじんじゃ)

 

元は 樹下社(このしたのやしろ)という名前だったそうです。

現在の豊国神社の前身で 豊臣秀吉の御霊を祀るお社です。

徳川幕府により豊国大明神の神号が廃止され

一度は廃社された豊国社でしたが

徳川幕府の監視の目をくぐり

ここ 新日吉神宮 で秀吉の御霊をお祀りしてきたのだそうです。

 

秀吉は「木下」姓と 幼少時代は「日吉丸」という名前を名乗っていたので

樹下社新日吉社 の名前で

カモフラージュしていたと伝えられているとのこと。

 

 

 

愛宕・秋葉神社

 

火伏の神を祀っています。ご利益は「火乃用心」。

 

 

 

飛梅天満宮

 

菅原道真公と 道真公が愛した梅の霊を祀るとても珍しい神社だそうです。

 

 

 

山口稲荷神社

 

 

 

本殿前から拝殿を。カメラキラキラ

 

静かな京都を巡りたい方にはおすすめの神社かもしれません。ニコニコ