2022年10月に行った
京都旅行記 を綴っています。
京都旅行2日目
京(みやこ)に生きる文化 茶の湯 展を見学するために
京都国立博物館 にやって来ました。
国内外から多くの人が訪れる国際都市・京都は
「おもてなし」の心を大切にする 茶の湯 文化が発展し
現在でも茶道の家元や茶家の多くが京都を本拠としています。
↑の特別展は 各時代の名品を通して
京都を中心とした 茶の湯 文化を紹介するものでした。
館内は写真撮影NGなので紹介できませんが
良いもの見せていただいたって感じです。
↑の看板にプリントされている茶碗は
国宝 大井戸茶碗《喜左衛門》。
何人もの著名人の手に渡ったのち 最後は大徳寺に納められた茶碗だそう。
何でも この茶碗の所有者は
体中にブツブツと発疹が出るということで有名らしいです。
大徳寺に納められる前の最後の所有者
江戸時代後期の大名 松江藩7代藩主・松平不昧も
体のブツブツに悩まされ
奥様が大徳寺に寄進したんだそうですよ。
おもしろーい。
京都国立博物館 のシンボル 明治古都館 。
1897年(明治30年)に 帝国京都博物館 として開館。
フランス・ルネサンスーバロック様式を取り入れつつ
日本的な抒情性や繊細さが表現されています。
(・・・ってHPに書いてありました。)
設計したのは 宮内省内匠寮の技師であった片山東熊(かたやまとうくま)氏。
日本建築界の草分けの一人だそうです。
明治古都館 は免震改修などの計画を進めるため
展示は行われていません。
展示が行われているのは 平成知新館 。
設計したのは ニューヨーク近代美術館・新館
東京国立博物館 法隆寺宝物館、豊田市美術館などを手掛けた
世界的建築家 谷口吉生氏 。
屋外展示をのんびり見てまわり
お疲れの旦那さんは 道路を渡ったすぐ目の前にあるホテルに戻り
私は1人で観光の続きに向かいます。