2022年10月に行った
京都旅行記 を綴っています。
京都旅行2日目
産寧坂の よーじや で少し買い物した後は
八坂神社 の方にテクテク。
町並みと相まって 八坂の塔 が絵になりますね~。
この辺りでウエディング写真撮影隊に2組遭遇しました。
定番の撮影スポットですね。
お幸せに~。
そして結構な坂道ですが人力車が通ります。
この時はお客さんを乗せてはいなかったけど
お客さんを乗せてる時も この坂上ってくるんですかね?
今回は 八坂の塔 がある 法観寺 の拝観はせず
通りすがりに写真を撮っただけ。
またの機会にじっくり拝観してみたいと思います。
そして 八坂の塔 のすぐそばに 八坂庚申堂 があったことを思い出し
立ち寄ることにしました。
御本尊は 青面金剛 。
庚申 とは干支の 庚(かのえ)申(さる)の日を意味し
この夜に人間の体の中にいる三尸の虫が寝ている間に体から脱け出して
天帝にその人間の行った悪行を告げ口に行くのだとか。
天帝は寿命を司る神様なので 悪いことをした人には罰として寿命を縮めます。
ところが三尸の虫は人間が寝ている間にしか体から脱け出ることができないので
庚申日に徹夜をする これを 庚申待ち というそうです。
この 庚申待ちの時には様々なことを行って徹夜していたのですが
青面金剛 はこの三尸の虫を喰ってしまうので
いつの頃からか 庚申待ち には この 青面金剛 を本尊として拝むようになり
庚申 = 青面金剛 となったそうです。
この日に睡眠を捧げて一晩一心に願い続ければ
どんな願いも叶うと言われているんですって。
門の右の所に日付がありますが
あれは(訪問日からみて)次回の 庚申日 の日付だそうです。
お猿さんは 庚申さん のお使いです。
本堂の前には 見ざる・言わざる・聞かざる の三猿が。
更に香炉を支えているのも三猿。
そしてお堂の周りに沢山結ばれたお手玉のようなこちらは
くくり猿 と呼ばれる縁起物。
手足をくくられて身動きできない状態のお猿さんを表しているそうです。
ちょこまか動き回るお猿さんを落ち着かない人間の欲望に例え
お猿さんを動けない状態にする=欲望を抑える
という意味を持っています。
カラフルな くくり猿 が沢山くくられている光景は
ポップで可愛いので映えスポットとして人気がありますが
あくまでも こちらはお寺ですので
境内に入ったら まずお参りするのをお忘れずに!