前回に続き
浅草 で バッグメーカーである エース株式会社 が運営する企業博物館
世界のカバン博物館 を訪問した時の話です。
世界のカバン博物館 のひとつ上のフロアには
スカイツリーが眺められるビューラウンジがあり
博物館を見学した後 寛ぐこともできました。
同じフロアには 新川柳作記念館 なるものがあり
こちらも見学することができました。
新川柳作 氏は エース株式会社 の創業者です。
記念館では 起業するに至った 逞しい 新川柳作 氏の原動力となった事象や
エース株式会社 という企業の軌跡
製品の歴史などが紹介されていました。
ところで
皆さんは エース株式会社 をご存知でしょうか?
実は私
会社の名前を聞いても 全くピンときていませんでした。
でも、展示物を見学していると
何やら とても有名な会社であることがわかりました。
1953年
新素材「東レナイロン」を生地にしたバッグを
業界で初めて開発・販売したのが エース株式会社 でした。
カラフルで軽く 強度があり 汚れが簡単に落ちるこのバッグは大人気となり
バッグの一大革命 とまで言われたそうです。
1960年
またまた東レが開発した合成皮革「デラクール」を初めてバッグに採用。
こちらも大人気で一世を風靡したんだとか。
当時のポスターたち。
ここまでは
なんか新しいことに挑戦する企業ということはわかりましたが
まだピンときていない私。
でも これで ピン ときました。
↓ ↓ ↓
マジソンバッグ は知ってるぞ!
日本初のローマ字入りスポーツバッグとして大ヒット。
私は世代が違うので 当時の人気ぶりはちょっとわからないのですが
聞くところによると
中高生の間で爆発的に人気が出て
学校指定のバッグじゃないかと思うほど 持ってる人が多かったとか。
20世紀を代表する伝説のスポーツバッグ ですね!
ちなみに
人気が出たことで いろんな会社が類似品を発売したらしいですが
正規品は エース株式会社 のものだったのですね!
エース株式会社
すごい会社でした。(← 今更で申し訳ございません。)
記念館の一角にこんな案内がありました。
この日持参していた巾着バッグを置いてみました。
上に 新川柳作 氏が人生の道しるべにしてきた
名言が浮き上がって来ました。
名言はいくつもあるようで、何が出るかはお楽しみ。
木彫りのかばん。
世界のカバン博物館 & 新川柳作記念館
無料で楽しめる施設とは思えないくらい楽しめました。
浅草 方面におでかけされる時は
ぜひ覗いてみてください。