10月下旬に 浅草 にお出かけした時の話です。
世界のカバン博物館 を見学してきました。
こちらは 1940年創業のバッグの総合メーカー
エース株式会社 が運営する企業博物館です。
浅草駅から徒歩2分ほどかな?
たぶん自社ビルだと思うのですが
建物の7階・8階が見学できるエリアになっています。
建物に入るとすぐに受付があり 博物館を見学したい旨を伝えると
エコバッグのプレゼントをいただきました。
さすがカバンメーカーですね~。
博物館の見学は無料な上にエコバッグのプレゼントまでいただいて・・・
なんてサービスの良い会社なんでしょう。
世界のカバン博物館 はそんなに有名な博物館ではないので
訪問する前は 正直 しょぼい施設を想像していたのですが(←大変失礼しました )
実際はとっても綺麗で見応えもあって
かなり楽しませていただきました。
カバンに特化した博物館というのは珍しいので
カバンに興味のある方は 一見の価値ありですよ!
博物館の中は カバンの起源や発展史を紹介するコーナー や
カバンづくりの技術を解説するコーナー
世界中から集められたカバンのコレクション
著名人から寄贈された愛用のカバンたち などなど
いくつかのテーマごとに展示がされています。
1番興味をそそられたのは
やっぱり 世界のカバンコレクション でした。
550点あまりある収蔵品の中から
その都度 展示品をセレクトして展示しているそうです。
素敵なカバンばかりで 目の保養になりました。
大型の旅行カバンたち。
スーツケースが「ポートマントウ」と呼ばれた1880年代のものだそうです。
ヴィンテージなキャビントランクとか素敵すぎ。
1950年代 イタリア製の ワインボトル・バッグ 。
ジャガード織に山羊革がトリミングされています。
これにワインを入れて小旅行やピクニックを楽しんだんですねぇ。
エレガントだわ。
1960年代 イタリア製の ラケットカバー付きバッグ 。
テニスラケットのホルダーが付いています。
素材は牛革。
ラケットホルダーが無ければ とてもそうは思えないけど
いわゆるスポーツバッグ的なものなんでしょうか。
1910年代 フランス製 化粧用具ケース 。
貴族や富裕層のご婦人たちが使っていたそうです。
ボトルやブラシもセットになっていたみたいですね。
ポケットがそれ専用サイズになってるから
今のメイクボックスみたいに 好きなものを・・・とはいかないですね。
シルクハットケース と 着脱式カラーケース 。
これは日本で明治20年ごろから暫く製造されていたものなのだとか。
1960年代 イタリア製
1970年代 イタリア製
トラベルバッグ も素敵なものが沢山展示してありました。
勿論 大事に保管されていたこともありますが
品質の良いものは 何十年経ってもこんなに綺麗なんですね。
こちらは マサイ族のバッグ だそうです。
中国南部・ベトナム北部の少数民族 チワン族のバッグ 。
中国製 衣装箱 。
木彫りのケースですが 全体に繊細な飾り彫りが施されています。
長嶋茂雄さんが愛用していたスポーツバッグ。
こちらはエース株式会社の製品だったみたいです。
アントニオ猪木さんは牛革に細かい掘り細工が施された
クラフトボストンを愛用していたようです。
羽生結弦君が愛用したバッグもありました。
他にも色んな著名人の方が寄贈したバッグが展示されていましたよ。
今回 紹介したバッグはごくごく一部。
しかも 展示品の入れ替えもあるそうなので
何回も訪問したくなりますね!
世界のカバン博物館 には エース株式会社 の創業者である
新川柳作氏の記念館もあり そちらも見学してきました。
ちょっと長くなってしまったので
そちらの話は次回綴りたいと思います。