9月13日(火)~14日(水)
軽井沢 に1泊旅行に行って来ました。
旧軽井沢 の別荘地に建つ人気のカフェ
涼の音 さんでモーニングした後
カフェのすぐ傍にある 室生犀星記念館 を見学しました。
こちらの施設は
4月29日~11月3日まで(期間中無休)
9:00~17:00の時間帯で開館していて
無料で見学できます。
木の門から敷地内に足を踏み入れると
こじんまりした平屋の建物が2棟建っていました。
こちらは 軽井沢 の清涼な空気を美しい自然に魅せられた 犀星 が
昭和6年に建てた別荘を改修したものだそうです。
犀星 は亡くなる前年の昭和36年まで
毎夏ここで過ごしたのだとか。
とにかく苔の庭が美しい。
この庭は 犀星 自らが築いたと云われているそうです。
館内には 犀星 がこちらで過ごした時に撮った写真が展示してあります。
家族写真と思われるものもありますね。
昭和19年~24年9月までは 一家で疎開生活をしたと聞くので
その頃に撮ったものかもしれません。
現在は色々展示物が置かれていますが
この縁側に座って苔の庭を愛でるのが 犀星 の大のお気に入りだったそうです。
縁側の奥の部屋には火鉢と座卓。
犀星 は 軽井沢 を舞台にした作品をいくつも残しているそうです。
「木漏れ日」「杏っ子」「碓氷山上之月」「信濃追分の記」などなど。
私は 読んだことが無いものばかりなんですけどね。
この部屋で執筆していたのかな~ と想像。
この別荘には 堀辰雄、津村信夫、立原道造、川端康成、志賀直哉など
多くの作家が訪れて交流したんだそうです。
すぐそばの 涼の音 さんも女流作家さんの元別荘だったし
軽井沢 を愛した文学者・芸術家はとても多いのですねぇ。
気持ちは良くわかります!!!
あちこちに 草花のような素朴な花が飾られていて
ほっこりしました。