7月下旬に行ってきた
金沢 and 飛騨 旅行記を綴ってます。
ひがし茶屋街 からホテルへは
金沢城公園 経由で帰ることにしました。
大手堀
広い芝生の 新丸広場 。
かつて新丸には 藩の重臣の屋敷が次々に建てられ
戦時には早くこの場で防御できるようにと考えられていました。
しかし 藩の役所が増えてきて 重臣の数も多くなってくると
この場所だけでは狭くなり 重臣の屋敷を次々に城外へ移したのだとか。
藩ではここの空き地ができたところに細工所を設け
甲冑、大小刀、弓矢等の修理や製造も行い
多くの細工者を集め 禄を給させたそうです。
しかし これら細工所も宝暦9年(1759)の大火で焼け失せ
その後 再建することなく
堂形辺(現在の県庁のある所)に仮屋を建て細工所としました。
この新丸のあと地が現在の「新丸広場」なのだそうです。
河北門 は 金沢城 の実質的な正門にあたるそう。
金沢城 は「石垣の博物館」と呼ばれるほど
色んな石垣が見られるスポットなのだそうですね。
今回は暑すぎてそれどころじゃなかったので
次はもっと涼しい時期に訪問して 石垣もじっくり見てみよう。
うん、そうしよう。
手前の水場は 湿生園 かな。
ハナショウブやミズアオイ
ヒメスイレンなどの湿性植物が植えられているそうなので
開花時期はもっといい景色が楽しめそうです。
五十間長屋 は一般的には 多聞櫓 と呼ばれるもので
武器や什器等の倉庫だそうです。
屋根瓦が白く見えます。
北陸は雪が多い地域なので 重量軽減と長寿命化のために
一般的な土瓦ではなく 鉛瓦を使っているのだそうです。
鉛瓦が雨や雪で化学反応を起こして白くなっているとのこと。
白い鉛瓦と海鼠壁、美しく積み上げられた石垣・・・
絶妙ですね。
かつて 金沢城 には多くの井戸がありましたが
現在 残っているのはごく一部。
↑は8枚の石を組み合わせて井戸枠が造られています。
サルスベリが綺麗に咲いてました。
また 大手堀 までやって来ました。
そんなに歩いてないのに 暑さのため体力が・・・。
お堀のすぐ前に雰囲気の良さげなコーヒーショップがあったので
少し涼んでから先を進もうと思ったのですが(←また?)
生憎の定休日。
残念!!!