緊急事態宣言が解除されて 初の1泊旅行に行って来ました。
1日目は 草津 。
2日目は 軽井沢 を訪問しました。
お昼ご飯を食べた後にお邪魔したのは 万平ホテル 。
文字が小さすぎて画像では何が書いてあるかわかりませんが・・・
万平ホテル は1894年創業の
日本で3番目に古い クラシックホテルです。
ジョン・レノン が好んで宿泊したホテルとしても有名ですよね。
1度は宿泊してみたいホテルですが
今回はお泊りではなく カフェテラス を利用するためにお邪魔しました。
カフェテラス 前の紅葉のグラデーションがとっても綺麗でした。
ところで
万平ホテル の カフェテラス はとても人気があり
この日も満席で 順番待ちができていました。
受付で案内まで30~40分ほどかかると言われたので
待つ間 史料室 を見学させていただくことに。
史料室 には 万平ホテル の歴史がわかる資料や調度品などが展示してあり
宿泊客でなくとも見学することができます。
万平ホテル はかつて旧軽銀座にあった 亀屋 という宿屋が前身だそうで
その名残をとどめる彫刻が展示してありました。
大正時代 ↑の写真の赤丸の所に飾られていたものだそうです。
某テレビ番組に出てくる開かずの金庫のような立派な金庫。
大正、昭和、そして平成の時代に入ってからも
ホテルの事務室で使われていた金庫だそうですよ。
猫足のバスタブ、可愛いですね。
こちらも実際に使われていた猫足だそうです。
「猫足」と言っても
「龍の爪と玉」「鷹の爪と玉」がデザインされたものもあったようですね。
こちらのソファは1972年 当時の首相であった田中角栄氏と
アメリカの国家安全保障担当大東小補佐官 ヘンリー・キッシンジャー氏が
会談した際に座ったものだそう。
あちらこちらに ジョン・レノン ファミリーの写真も飾られています。
ショーンが まだ4~5歳くらいの頃ですかね?
可愛いなー。
1度だけ ショーンが出たライブを見に行ったことありますが
お父さんにそっくりでしたよ。
軽井沢彫 のサイドテーブル。
三笠ホテルを見学した時も 沢山の 軽井沢彫 の家具を見ましたが
どれも本当に素敵でした。
いやらしい私は 軽井沢彫 って おいくら万円くらいするものかと
ネットで調べたことがあります。
お高いことはお高いのですが
そんなに バカ高い訳でもなく 素材や手間を考えれば妥当なお値段に思えました。
お仏壇とか 品があってとっても素敵でしたよ~。
アンティークな椅子も素敵。
歴史を感じるライティングデスク。
ストーブ・・・かな?
そして こちらは薪入れ。
古いものってデザイン性のあるものが多いですよね。
こちらはお鍋じゃなくて携帯便器だそうですよ。
客室にトイレがない時代は こちらに用を足したのだとか。
汚物処理も従業員の仕事だったそうで・・・
昔は大変な仕事が沢山あったんですね。
歴代の食器類も展示されています。
万平ホテル のエンブレムは すずらんのデザイン。
今は少なくなってきているらしいですが
昔 軽井沢 には沢山のすずらんが群生していたんですって。
こちらは大正時代から昭和10年代に使われていたものだそうですが
今回 カフェテラス で使われていたカップやお皿のデザインも
これと同じだったような・・・。
そうこうしているうちに カフェテラス の順番がまわってきそうなお時間に。
30~40分待つなんて長いなーと思いましたが
興味があるものを見ているとあっという間に時間が過ぎますね。
待ち時間も とっても有意義な時間になりました。