1ヶ月以上前の話になりますが
浜離宮恩賜庭園 を散歩してきました。
浜離宮恩賜庭園 は 6月4日(金)から再開園していますが
入園者数制限をしていて
ネットによる整理券の事前予約が必要 になっています。
私が行った日は平日で
雨が降ったり止んだりの天気だったせいもあってか
来園者は ごくごくわずかだったみたいです。
散歩中も ほとんど人とすれ違うことはありませんでした。
浜離宮恩賜庭園 は 江戸時代初期に
4代将軍・徳川家綱の弟で甲府藩主の徳川綱重が
この地に別邸を建てたのが始まりで
その後 甲府藩の江戸下屋敷として使われたそうです。
後に 綱重の子供である徳川綱豊(徳川家宣)が6代目将軍になったことから
この屋敷も将軍家の別邸になりました。
江戸時代の中期から後期にかけて庭園の造改修が行われ
ほぼ現在の庭園が完成したんだそうです。
↑の写真には 延遼館跡 と案内板があります。
イギリス王子が国賓として来日することが決まった時
外国要人の迎賓館として 明治2年に政府によって建てられたのが 延遼館 。
三百年の松
写真だとよくわかりませんが かなり立派な黒松です。
およそ300年前、6代将軍・徳川家宣が
この庭園の大改修を行った頃に植えられたと言われています。
内堀
江戸時代に 大阪や京都、長崎などから船で運ばれてきた物資を
江戸城に入れるまでの中継施設だったそうです。
オレンジの花が咲く お花畑 がありました。
キバナコスモス のお花畑でした。
季節によっては 菜の花 のお花畑も見られるようですよ。
まさに ここも 都会の中のオアシスって感じですね。
ちなみに 右端に写っている建物はコンラッド東京。
こちらに面したお部屋からの景色は素晴らしいんでしょうね~。
この辺りは 梅園 みたいです。
灯台跡 という看板があったので見てみました。
かつてここには
三重県の安乗崎に明治9年に建設された木造の洋式灯台が
昭和24年に移され設置されていたそうです。
その後 昭和30年に横浜港に移されたため、今は礎石だけが残っています。
現在は品川区八潮にある船の科学館で保存展示されているらしいですよ。
見えている橋は 築地大橋 かな。
隅田川 に架かっています。
将軍お上がり場
江戸時代 歴代の将軍たちが舟で御成りするする際に
使われた上がり場だそうです。
幕末に 鳥羽伏見の戦いに敗れた徳川慶喜が
大阪から帰還して上陸したのもこの場所だったんですって。
長くなりそうなので 今日はこのあたりで一旦終わります。
続きは次回に!