GOTOトラベルキャンペーン を利用して
神戸・京都 に行って来ました。
鎌達稲荷神社 を参拝したのち
別行動する旦那さんと別れ 銀閣寺(東山慈照寺)を訪れました。
哲学の道 から 銀閣寺 に向かうこちらの道
こちらは「仲見世」になるのでしょうか?
その辺はちょっとよくわからないのですが
お土産屋さんや飲食店が建ち並ぶこの通りも 観光客の姿が本当に少ないですね・・・。
銀閣寺 の境内も とても静か。
私たちが訪れた頃は コロナ感染者の数も今より随分少なかったですが
紅葉には まだだいぶ早い時期だったので
とりわけ人が少ない時期だったのかもしれません。
銀閣(観音殿)
ところで
かなり久しぶりに 銀閣寺 を訪れたので すっかり忘れていましたが
この 銀閣 、拝観入口を入ると意外にすぐに目の前に現れます。
銀閣寺 はいつも金閣寺と比べられる運命で(?)
「地味」なんて言われがちですが
私はこの落ち着いた佇まいが好きです。
屋根の上には 鳳凰 。
前には 向月台 と呼ばれる砂盛があります。
こちらは高さが180cmほどあるそうで
月待山に昇る月を この上に座って観賞するために作られた・・・とか
諸説あるようです。
本堂 と その前に 銀沙灘 。
銀沙灘 は月の光を反射させて本堂を照らすために作られたと言われています。
↑の画像、右端の方を見ると
銀沙灘 も地面より高く砂を盛っていることがわかります。
66cmほど砂を盛っているんだそうです。
向月台 と 銀沙灘 に使われている白砂は
「白川砂」という京都特産の砂なのだそうです。
光の反射率が高いのが特徴で
現代のレフ版的な役割を果たしていたと言われているようです。
お手入れが大変そうですが
シンプルなデザインの砂盛が こんなにも美しいのですね。
苔も美しい。
苔の上の青もみじも美しい。
少しだけ 赤く色づき始めた紅葉もありました。
青もみじもいいですが 紅葉の見頃も素晴らしいのでしょうね~。
お茶の井 は室町幕府8代将軍・足利義政 が
お茶をたてる時に使っていた湧水です。
そうそう
銀閣寺 の前身 東山殿 は 足利義政の別荘 だったのですよね。
私は素通りしてしまったのですが・・・
お茶の井 の右手の斜面に岩が崩れたような庭があるのですが
そこは 足利義政 が組んだ枯山水の庭の跡が
そのまま残っている所なのだそうです。
銀閣寺 を訪れる際は ぜひ注目して見てみてください。
展望所からの眺めは素晴らしいですね。
展望所を過ぎると また苔が美しい。
銀閣寺 の境内の中で 足利義政 の時代からある建物は
この 銀閣 と 東求堂(写真ありません;;)だけだそうです。
確かに 金閣寺のような華やかさはないですが
落ち着いた美しさを感じます。
御朱印もいただきました。
今はコロナの影響で書置きのみというお寺や神社も多いですよね。
銀閣寺 も書置きのみでした。