GOTOトラベルキャンペーン を利用して
神戸・京都 に行って来ました。
この旅 2日目のお宿は 京都市北区鷹峯にある 然林房 さんでした。
チェックインした後 夕食時間まで まだだいぶ時間があったので
姉と2人 お宿近くの散策に出かけました。
ところで
お宿近くの「鷹峯」という所は 特別な観光スポットやお店などは無い
自然豊かな住宅街といった感じのようです。
そんな中 通りかかった お寺にお邪魔してみました。
光悦寺
光悦寺 は日蓮宗のお寺です。
1615年に 徳川家康 よりこの地を与えられた 本阿弥光悦 が
一族、工匠たちと移り住み 芸術郷を築いた所なのだそうです。
本阿弥光悦 は 江戸時代初期に活躍した芸術家で
書、陶芸、絵画、蒔絵などに優れていた人物とのこと。
京都を観光で訪れる人の中で
どのくらいこのお寺を訪ねる人がいるんでしょう?
私が無知なだけかもしれませんが
今回 この近くのお宿にお世話にならなければ
このお寺を訪れることは 恐らく無かったと思いますし
存在すら知らずにいたと思われます。
細い石畳の参道が風情があります。
この参道沿いに植えられているのは 紅葉。
私が訪れた10月は まだ青紅葉でしたが
11月中旬~12月上旬頃には この参道が赤く染まる
紅葉の名所 としても知られているようです。
こちらの門をくぐった先にも・・・
更に続く 紅葉並木 の参道。
写真が無いので・・・・想像してください(笑)
赤く色づいた 紅葉並木 と 紅葉の絨毯 を。
我が家のように車移動ではない場合 交通の便がどうなのか・・・
という心配点はありますが
紅葉見物なら 観光客が少なくて穴場かもしれませんよ。
茅葺屋根の鐘楼。
境内には庭園があり志納金300円で見学することができました。
庭園には7つの茶室が建っています。
こちらの茶室の前に組まれている竹の垣根・・・
竹をひし形に組むスタイルのこの垣根は 色んな所で見かけることがあるかと思いますが
光悦垣 と呼ばれ こちらのお寺が発祥と言われているのだそうです。
この茶室の周りの 紅葉 は色づき始めていますね。
まだ時期的に早いので 紅葉 は期待していなかったのですが
少し赤い 紅葉 が見られて良かったです。
庭園に入園する時は ちょっとした庭園だろうと思っていたのですが
意外に広くてびっくり。
結構見応えがあります。
そして すぐそこに山があることにも またびっくり。
写真の撮り方がよろしくないので わかりにくいのですが・・・
こちらからは 鷹峰三山 (鷹ヶ峰・鷲ヶ峰・天ヶ峰)が眺められます。
この奥には 確か本阿弥家一族の墓所があったかと思います。
紅葉 の見頃にも ぜひ1度 訪れてみたいお寺です。