GOTOトラベルキャンペーン を利用して

1泊2日の旅に行って来ました。

 

旅先は 軽井沢

 

 

軽井沢タリアセン を訪れた我が家。

前回、前々回も 軽井沢タリアセン を訪れた時の話を書きましたが

それでも 書ききれなかったので 今回も続きます。滝汗

 

 

池の向こうに佇む洋館は 睡鳩荘(すいきゅうそう)

 

 

睡鳩荘 に近づいて横から撮った写真です。


昭和6年にW.M.ヴォーリズの設計により建てられ

帝国生命や三越の社長をつとめた朝吹常吉の別荘であった建物です。

のちに 常吉の長女でありフランス文学者でも有名な

朝吹登水子が夏場を過ごすための山荘として、この建物を引き継いで使用したそうです。

 

 

軽井沢別荘建築史の中でも 最上質なものと言われているそうです。

軽井沢タリアセン の入園券で 中も見学できるようですが

今回は 外から眺めただけ。

外観もとっても素敵ですよね。

 

 

こちらの湖、塩沢湖 はボートを楽しむこともできます。

手漕ぎボートやペダルボート、

浮きが付いた自転車みたいな アメンボボートなんてのもありました。

 

 

カモさんが いっぱい住んでいるのですが 皆 すごく人に慣れていて

湖に近づいて景色を眺めていたりすると

「何か美味しいもの持ってませんか?」的な顔をしながら(←本当か?)

近くに寄って来るんですよ。

 

 

見上げても鳥。ニヤニヤ

 

 

近くにこんな水路がありました。

 

 

鷲穴用水 という江戸時代に作られた水路なんですって。

 

 

こちらの洋館は 深沢紅子 野の花美術館 です。

 

深沢紅子さんは洋画家。

館内は写真撮影禁止なので紹介できませんが

野の花を題材にした水彩画を中心に

油絵、リトグラフ、挿絵、愛蔵品などが展示してあります。

 

 

この建物は 元々 旧軽銀座商店街にあった元軽井沢郵便局そうです。

明治44年に建てられた木造2階建ての洋館です。

1階には旬菜パスタがいただけるレストランもあるのですが

そちらは コロナウイルス感染予防のため 現在は休業中のようです。

 

 

 

今回 こんな観音像があることに初めて気づきました。

 

 

塩沢湖平和観音 というそうです。

浅間山山麓に住む彫刻師 佐藤龍泉翁という方が

世界の平和、塩沢湖畔を訪れた人の永遠の豊かな幸福を祈願して

作られたものだそうです。

 

 

お子ちゃまが喜ぶ ミニミニ遊園地的なエリアもあり

親子3世代で楽しめますね。

 

 

軽井沢タリアセン に入園する時 共通入園券を購入したので

軽井沢高原文庫 も見学することができました。

こちらは 軽井沢タリアセン のゲートの外にあります。

 

我が家が訪問した時は

昭和初期に活動し、24歳という若さで急逝した

詩人・建築家 立原道造 氏の資料が展示されていました。

 

 

入口付近に刻まれていた この文字は 室生犀星 の字でしょうか。

室生犀星 も軽井沢とゆかりのある人ですね。

1920年に初めて軽井沢を訪れ

その後 1931年に軽井沢に別荘を建て

亡くなる前年まで毎年夏の3か月を軽井沢で過ごしたのだそうです。

 

 

軽井沢高原文庫 のすぐ近くに建つ この小さな茅葺屋根の建物は

野上弥生子書斎 。

 

野上弥生子さんは 文化勲章受章の小説家。

夏目漱石の門下である野上豊一郎の奥さんだそうです。

この建物は そんな彼女の書斎兼茶室として

昭和8年に北軽井沢の法政大学村に建てられたものなのだそうです。

 

 

以上で 軽井沢タリアセン の話は終了です。

 

軽井沢タリアセン は色んな楽しみ方ができるので

何度行っても飽きません。デレデレルンルン