今年の梅雨は本当によく雨が降りますねぇ。
最近 なかなか朝散歩に行けていません。
今日は仕事が休みなので 雨が降っていなければ久しぶりに朝散歩にでも・・・
と思っていましたが、やっぱり雨。
梅雨はいつ明けるんだろう~。
さて
今日は ちょうど1ヶ月前に朝散歩した時の話です。
この日も少し雨が降ったり止んだりの天気だったのですが
多少濡れてもいい格好で散歩に出かけました。
この日は 港区白金台にある
国立科学博物館付属 自然教育園 まで歩きました。
ここは私がよく歩くお散歩コースにあるので
前は何度も通っているのですが
今回は初めて入園してみました。
自然教育園 は9:00オープンなので それに合わせて家を出発。
入園料は一般が320円。
1歩園内に足を踏み入れると そこは 森 。
生えている木もなかなかの高さ。
あれ・・・?ここって港区?白金台でしたっけ???
ちょっと田舎の山にでもやってきた錯覚をおぼえます。
園内には至る所に土塁跡があり
室町時代に「白金長者」の屋敷があった所と伝えられているのだそうです。
江戸時代には高松藩主 松平頼重の下屋敷、
明治時代には陸・海軍の火薬庫、
大正時代には白金御料地と歴史を重ねてきたとのこと。
その間は一般人が立ち入ることができなかったので
都会の真ん中に こんな自然が残されたんですって。
自然教育園 というだけあって
生えている植物の名前が書かれたプレートが至る所にあります。
私は田舎育ちなので こういった植物は家の周りにも沢山ありましたが
植物の名前は全然知らなかったので とても勉強になりました。
これも見慣れた花ですが
オカトラノオ(丘虎の尾)って名前だということを初めて知りました。
園内には水辺も。
↑は 野鳥の池 だったかな。
水生植物園 を歩いてみます。
再度言いますが、ここは港区。
水生植物園 の辺りには ノカンゾウ の花が沢山咲いていました。
子供のころ、家の周りでよく見かけた花です。
こちらは チダケサシ というそうです。
こちらは クサフジ 。
カタツムリもいましたよ。
こっちにも!
遊歩道沿いに巨木が根っこごと倒れていました。
この巨木は おろちの松 と呼ばれるクロマツで、
私は全然知らなかったのですが
樹高が33mほどもあり 山手線の車窓からもよく見えたらしいですよ。
1979年に台風20号の落雷を受け
幹は上部8mが折れてしまったそうです。
しかし、その後も成長を続け 自然教育園 の名所として
来園者に親しまれてきたのですが
昨年の台風19号により根っこから倒れてしまったのだとか・・・。
おろちの松 と共に 自然教育園 の見どころになっている
もう1本のクロマツが こちら 物語りの松 。
↑ ですって。
ちなみに こちらが ひょうたん池 です。
散策に疲れたら こんな休憩スペースもあるので安心。
私は初めて訪れたので いつもこうなのかは不明ですが
ひと気はほとんどなく
たまーに ご近所さんといった感じの軽装の来園者とすれ違う程度。
まさか港区で森林浴ができるとは。
自然が恋しくなったら また散歩しようと思います。