少し前のことですが、川崎にある 生田緑地 を訪れました。
生田緑地 は多摩丘陵の一角にある川崎市最大の緑の宝庫。![]()
初めて訪れたのですが・・・・
さすが丘陵。
かなり急な坂道が多くて 脚プルプルになりました。![]()
私は生田緑地 の中でも一部分しか回ってませんが
結構な運動になりましたよ。
生田緑地 内には美術館や科学館、民家園なんかもあって楽しめるので
運動不足の方にはおすすめのスポットです。
さて、今回 生田緑地 を訪れた目的は
岡本太郎美術館 見学のためでした。
屋外には美術館のシンボル 母の塔 が聳え立っています。
高さ30mの 母の塔 は近くで見ると結構な迫力です。
母の塔 は、太郎の母である小説家・岡本かの子の文学碑がある
川崎市高津区二子の方角を向いて建てられているそうです。
現在は 常設展 聖家族 と
企画展 第23回 岡本太郎現代芸術賞展 開催中ですが
私が訪れた時は 企画展はまだ始まっておらず
常設展のみの鑑賞になりました。
では、早速お邪魔したいと思います。
岡本太郎美術館 は令和元年10月に開館20周年を迎えたようですね。
岡本太郎が川崎出身だったことは最近知りました。
自動券売機で入場券を購入します。
入場券も今は20周年バージョンですね。
入場料は展覧会毎に異なり、常設展のみ開催時は一般500円。
高校・大学生・65歳以上は300円。
中学生以下は無料です。
芸術に疎い私でも何となく 「嗚呼、岡本太郎らしいな」 と思う絵ですね。
展示室の入口および公式HPにも案内がありましたが
いくつかのルールを守れば展示室内での写真撮影が可能のようです。
禁止事項は以下の通り。
* フラッシュ撮影
*三脚・自撮り棒使用による撮影
*動画撮影
*作品1点のみの撮影
但し 開催される展示会によって撮影の可否が異なるようですので
その都度 確認した方が良さそうです。
現在の常設展 聖家族 は太郎の父である漫画家 岡本一平と
母である小説家・歌人 岡本かの子の作品の展示だけでなく
岡本家が使っていた日用品や家族の写真などの展示もありました。
↑の写真にもいくつかの衣装が写っていますが
母 かの子はかなりのオシャレさんだったようです。
但し、当時の日本人にとって かの子のファッションは先に進み過ぎていていたのか
受け入れられず 変わり者扱いされていたみたいです。
太郎の芸術的センスは母の血も確実に受け継いでいるのだろうな、と感じました。
ちなみに
「聖家族」 というのは岡本家と関わりの深かった
小説家 川端康成が岡本家のことをそう呼んでいたんですって。
あちらは太郎がデザインした椅子コーナー。
実際に座ってみることもできます。
せっかくなので 座ってみますよねー。![]()
座り心地はともかく こういうPOPな色合いは好きだなぁ。
こちらは展示室の外にある撮影コーナー。
太陽の塔が顔はめパネルになってますよ。
いかがです?![]()
相変わらず座り心地はイマイチ(笑)
まぁ、芸術とはそういうものなのでしょう。
岡本太郎氏について詳しくなくても楽しめる美術館でした。














