1泊2日銚子旅行記の続きです。

 

 

 

こんかいの旅でお世話になったのは こちら ぎょうけい館 さん。

公式HPでも平仮名で 「ぎょうけい館」 と記載されていましたが

漢字だと 暁鶏館 と書くようです。 

 

 

ぎょうけい館 の目の前は海。

その海岸は 酉明浦(とりあけうら) というらしいのですが

そこには野生の鳥が沢山いて

夜明け(暁)と共に鳴き叫ぶことから 暁鶏館 と名付けられたのだそうです。

 

 

海岸側からお宿を見るとこんな感じです。

1Fのちょっと突き出た部分はロビーになります。

 

 

奥の高い建物は別の施設で

手前の3階建ての建物が ぎょうけい館 さんになります。

本当にすぐ目の前が海なので 低層でも素晴らしい眺望なのですよ。グッキラキラ

 

 

建物の前は綺麗な芝生のお庭が。

 

 

こちらはロビーです。

窓の外の景色が白く写ってしまいましたが・・・・・・チーンもやもや

本来はこの一面の窓から海や犬吠埼灯台を一望することができます。

 

 

正面の格子戸のお部屋が私たちのお部屋になります。

今回は檜風呂付きの角部屋、「特別室B」 を予約してみました。

 

 

お部屋入って 思わず

わぁー すごーい!!! と、ちょっとアホっぽい感想を口走ってしまうほど

素晴らしい眺望が迎えてくれましたよ。ニヒヒ

 

 

しかも 2面!!!

ネットでこの眺望に一目惚れして このお宿のこのお部屋を予約したのです。

 

 

特にこちらの面からは 犬吠埼灯台 がまる見え。ニヤニヤ

 

 

銚子は多くの文人や画家に愛されたところですが

こちら ぎょうけい館 さんにも沢山の文人、画家が宿泊されたのだとか。

 

ちなみに 旅猿で

東野幸治さん、岡村隆史さん、ジミー大西さんも泊ってました。

 

 

文学に疎い私ですらも知っている錚々たる顔ぶれ。ポーン

色々気になる名前はありますが

ぎょうけい館 と言えば!!!なのが 高村光太郎 氏でゴザイマス。

 

高村光太郎は後に妻となる長沼千恵子と

大正元年の夏に犬吠埼で出会ったのだそうです。

その時 光太郎が泊まっていたのが ここ ぎょうけい館 でした。

光太郎は別の旅館に泊まっていた千恵子を ぎょうけい館 に連れてきて

一緒に散歩したり 食事を楽しんだそうです。

そして、千恵子の清純な態度と素朴な気質、

その限りなき自然への愛に心打たれたのだとか。

高村光太郎の代表作の1つでもある「智恵子抄」は

ぎょうけい館 で創作されたものなのだそうですよ。

 

 

お部屋にはこのような小箱が置かれてありまして・・・

 

 

中には便箋と本が2冊。

「銚子の民話」 と 「岬へ」 という高田宏氏の旅紀行でした。

よくホテルのお部屋なんかには聖書が置かれていたりしますが

こういった本がお部屋に置かれているのには初めて出会ったかも。

文人が愛した宿ならではのサービスでしょうかね~。

 

 

さて、とりあえず お茶をいただいきながら 一息つきます。

 

 

お茶葉が2種類用意されていたのが ありがたい。

 

 

お茶請けは お饅頭。

このお饅頭は ぎょうけい館 オリジナル饅頭らしいのですが

皮がもっちりしてすごく美味しかったです。

自宅用に購入して帰ろうかと思うくらい気に入ったのですが

買うのを忘れて帰ってきました・・・。チーンチーンチーン

 

ちょっと長くなってきたので 一旦終了。

お部屋の様子は次回紹介いたします!