数年前のクリスマスをハワイで過ごした時のお話です。
古い情報も含まれておりますので
これからハワイに行かれる方はご注意ください。
□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
4日目
虹の街マノアをチラッとドライブしたのち、私たちは本来の目的地へ向けて出発。
車窓から ココヘッド をパチリ。
次なる私のターゲットであります。
次またハワイを訪れる機会があれば、恐怖のココヘッド・トレイルに挑戦してみようかと。
何が恐怖かと言うと
山頂まで結構急勾配なトロッコの線路の上を登って行くのですが
その線路の一部に 地面がない 部分があるんだとか。
橋のように線路が地面から浮いている状態なんですって。
そんなに高さはないらしいのですが、枕木と枕木の間から下が見えるので
高所恐怖症の人にはかなりの難関。
枕木が古いので、恐怖心をあおります。(迂回ルートあり。)
更に 普通の登山道はジグザグに道を作って傾斜を緩やかにしていますが
この線路は最短距離で山頂まで向かうため 道が一直線。
辛いに決まってる・・・。
それでも 山頂からの絶景を見てみたい。
さて
目的地までの道すがら ちょっと寄り道。
下に見える小さなビーチは エタニティ・ビーチ 。
この小さなビーチは色んな映画やドラマ、CMのロケ地なのですが
私が知ってるところで言うと
パイレーツ・オブ・カリビアン
シリーズ4作目 「生命の泉」
で、人魚のシーンが撮影されてのがこのビーチなのだそうです。
ピンときますかね?
(他にジェラシックパークやセンターオブジアース、ロストなども撮影されたようです。)
別名 コックローチ・コーブ (コックローチ・ビーチ) 。
コックローチ・・・あの黒い「G」の事ですね?
私が撮った写真ではその美しさが伝わりにくいのですが・・・
とっても美しい入り江なんですよ。
それなのに、何という名前をつけたんだんだろう。
由来を調べてみましたが、諸説あるようです。
「G」のように狭い洞門から入るから・・・とか
人が寄り付かないように嫌な名前にした・・・とか。
ちなみに、エタニティ・ビーチの方の名前の由来は
「地上より永遠に(ここよりとわに From Here to Eternity)」というハリウッド映画で
有名なラブシーンが撮影されたからなのだそう。
まだビーチまで下りてみたことはありません。
なにやら岩場を下りて行かなきゃいけないらしいです。
エタニティ・ビーチのすぐ横には ハロナ潮吹き岩 があります。
数千年をかけて冷え固まった溶岩でできた穴に波が打ちつけ、
その水圧で岩の割れ目から迫力満点の音と共に潮が吹き上がります。
ザトウクジラの潮吹きのように見えるということで、「潮吹き岩」の名前がついたそうです。
↑の写真の左下、わかりますかね?
白く吹き上がっています。
ちょろっとですけどね。
こっちは結構高く吹き上がっていますよ!
波が強い時には10m位の高さまで吹き上がることもあるそうです。
この日はイマイチの迫力でした。
エタニティ・ビーチと反対側の方には サンディ・ビーチ。
これから目的地までこの海岸沿いを走ります。
車窓から2つの島が見えてきました。
奥の大きい島は ラビット・アイランド (正式名称はマナナ・アイランド)。
島の形がウサギに 見えなくもない 見えるということで。
その昔、島に沢山のウサギがいたこともあったそうです。
元々ウサギが生息していた島ではないのですが
食用のために人間が放し飼いして増やしていたのだそうです。
今はウサギはおらず、海鳥の保護区になっています。
手前の小さい島は タートル・アイランド (正式名称はカオヒカイプ・アイランド)。
こちらはウミガメが甲羅干しする島なので そう呼ばれているそうです。
ラビット・アイランドとタートル・アイランドがよく見える陸地に
何やら石が並ぶ場所が見えました。
後で調べたら あそこは マカプウ・ヘイアウ 。
名前は聞いたことがありましたが、ここにあったのか。
「ヘイアウ」というのは古代ハワイアンたちが神に祈りを捧げる神聖な場所で
ハワイ語で「神社」や「神殿」を意味するそうです。
ハワイでも有数のパワースポットなのですが
石を持ち帰ることは勿論のこと、石に触ることも禁止。
違反すると結構な額の罰金が科せられるそうですよ。
お気をつけくださいね。
つづく