栃木県宇都宮市の 大谷地区 を訪れたワタクシたち。
この大谷地区は 住宅の建材や石塀、七輪やピザ窯など
様々なものに使われる 大谷石 が採掘される石の里です。
ということで、大谷石採掘の歴史がわかる展示や
大谷石地下採掘場跡 が見学できる
大谷資料館 にやって来ました。
旦那さんは興味がないらしく
「お茶してるから ごゆっくりどうぞー。」 だってサ。
ま、その方がゆっくり見られるからいいんですけどね。
そういう訳で ここからはワタクシ1人で行ってまいります!
1階にある展示室をサラッと見学したら、早速 地下採掘場跡に向かいます。
階段が続きます。
地下採掘場跡の深さは平均30m 、最深部分は地下60m に及ぶそうです。
徐々に空気がひんやりしてきます。
やがて広い空間に到着。
の写真には写っていない横道の先にもあちこちに空間が広がっているので
実際にはかなりの広さがあります。
資料によると 約2万㎡ あるそうで、これは野球場が1つすっぽり入る広さなのだとか。
地下空間のこの日の気温は8℃ 。
長袖を着てましたが寒いっ!!!
手掘りの時代は 石の切り出しから仕上げまで
1日に加工できた本数は1人当たり10本で
1本の石を掘るのに 4000回もツルハシをふるったんだそうですよ。
大変な仕事です。
機械化されてからは1日1人当たり50本の加工ができるようになったそうです。
さて、坑内にはアート作品が展示されていたりします。
假屋崎省吾さんの作品も。
この地下採掘場跡
どこぞの遺跡のようでもあり なかなか神秘的な雰囲気なんですよね。
そんな訳で、X JAPAN や GLAY 、 JSB 、 東方神起 等々
名だたるミュージシャンたちがPV撮影に使ったり
かなり多くの映画やドラマの撮影が行われたようです。
古いところで言うと セーラー服と機関銃 、
新しいところで言うと 翔んで埼玉 も撮影したんですって。
非公開ゾーンには教会もあって結婚式が挙げられるらしいです。
教会ゾーンは非公開とのことなので ここではないと思われますが・・・
ここにも十字架のようなものが見られ、教会っぽいですよね。
ライトアップもされていて、更に神秘的な雰囲気です。
坑内は気温が低いのでお酒類の貯蔵庫としても利用されているようです。
とても見ごたえのある資料館でした。
旦那さんも見学すれば良かったのに。