南房総の旅 2日目
前回の記事では、鴨川市小湊にある 鯛の浦 を訪れ
展示館を見学したお話を書きましたが
遊覧船 の乗船時間が近づいて参りました!
運行時間は不定期。
お客さんが来た時点で運行時間を決めているそうです。
週末などはそれなりにお客さんも集まるのかもしれませんが
私たちが訪れた月曜日はだいぶ閑散としていたので
多少集めてから・・・という感じなのでしょうね。
乗船時間の5分前にアナウンスがあるので、5分前になったら乗り場で待機します。
↑が私たちが乗る遊覧船です。
どのくらいお客さんが集まったかな?と思っていたのですが
私たち夫婦の他には1組のお客さんがいただけでした。
前回の記事を読んでくださった方はおわかりだと思いますが
例の・・・あの道の方と思しきお二方でございます(苦笑)
いい写真がなくて申し訳ないのですが
船頭さんが着ている半纏の背中には鯛の絵が描かれています。
船頭さんたちはとても信仰心が厚いそうで
船の操縦室(船頭さんが立っている所)には小さな神棚があって
無事に帰ってこられるようにと、出航の際にはお祈りしているのだそうです。
オレンジ色のものは救命胴衣。
デッキ部分に乗る場合は救命胴衣の着用が必要みたいです。
ちなみに、ワンちゃん連れの方はワンちゃんも一緒に乗船できますよ!
私たちは船内の椅子に座ってのんびり出航。
同乗者のお二方も一緒です(笑)
出航すると 昭和を感じるBGMと共に周辺の景色の案内が流れ出します。
田舎の寂れた観光地にやって来た感満載。
好きです、こういうの。
あちらに見える山の下のところには遊歩道が整備されていて
気持ちよく散歩できるみたいです。(してないけど)
山の上に小さく見えてる白い建物は清澄寺の仏舎利塔・・・だと思われます。
さて
前回の記事にも書きましたが、「鯛の浦」 とは鯛の生息地。
その鯛の大部分は マダイ だそうです。
本来 マダイは水深30~150mの海中深い所に生息しているらしいのですが
ここ鯛の浦では水深10~30mの浅瀬のごく限られた海域に生息。
更に、人間が投与する餌をよく食べるのだそう。
これらは他では見られない極めて珍しい現象で
科学的にも未だ解明されていないのだそうです。
そして私たちを乗せた船は鯛が生息する海域に到着。
船を停め、船頭さんが海に餌(魚の切り身)を撒きますと・・・
おや???
キターーーーーー!!!!!
凄い!!!いっぱい来た!!!
これが神秘の鯛ですか!!!
って、魚に詳しくない私は何の疑いもなく興奮していたわけですよ。
だた、マダイって赤い魚だと思ってたので
海にいる時は赤くないのかなー?と思ったくらいで。(←無知!!!)
で、
この記事を書くにあたり ネットで少々調べ事をしていたら
この魚が鯛じゃない疑いが(苦笑)
鯛の浦を訪れて鯛が赤くないことを疑問に思った方が船頭さんに質問したところ
そっとオロナミンCが出てきたとのこと。
触れてはいけない部分だったのか。
まぁ、私には鯛に見えたから無問題。
真実は現場にあります。
ぜひご自分の目でお確かめ下さい。
動いてる時はいいのですが
船が停まってると ちょっと船酔いしそうになるのが難点ですね。
ふと気づくと、例の同乗者の方の1人が目をつぶって俯いていて
もしや酔っておられたか・・・?(苦笑)
いろんな意味で 謎 が多い鯛の浦でしたが
私的にはとても楽しかったです。