南房総の旅 2日目

 

 

月の砂漠記念公園から小さな橋を渡ったところにあるのは

月の砂漠記念館

せっかくなので ちょっと立ち寄ってみることにしました。

 

 

外観は夢とロマンあふれる王宮をイメージしているそう。

で、

早速 お邪魔してみようと正面の扉に向かってみると まさかのフェイント。

この正面の扉、入口ではありませんでした。ポーン

 

 

入口は建物の左手に回ったところにひっそり(?)とありました。

 

 

入口のところにあった世界の砂漠やビーチの砂たち。

久米島の砂がダントツで白いですね。

砂を見ただけですが急激に久米島に行ってみたくなりました。

 

ミュージアム内は閑散としており

滞在中 私たち以外のお客さんが現れることはありませんでした。

チケットを購入する際、館長さんでしょうかね?

年配の男性の方が対応してくだり、館内の説明もしていただいたのですが・・・

説明しながら何故か半笑い。

「笑顔」 ではなく 「半笑い」。

お客さん来たよ、ラッキーニヤニヤ 的な???(← 絶対違う。)

何があったかすごい気になるんですけど。

 

 

1F のラウンジにはえらいご機嫌な顔はめパネルがありました。

エビアミーゴは御宿町のゆるキャラらしいです。

御宿町の特産品である伊勢海老。

ソンブレロ(メキシコの帽子)を被っているのは

御宿町がメキシコのアカプルコ市とテカマチャルコ市と姉妹都市だから。

今から400年以上も昔

当時スペイン領だったフィリピンでの任務を終え

同じくスペイン領だったメキシコに向かっていた船3隻が

嵐に遭遇し御宿沖で座礁してしまったのだとか。

それを見た御宿の人々は 初めて見る異国の人たちに臆することなく

献身的に救助、介抱を行い、食料や衣服を惜しみなく提供したそうです。

この一件からメキシコと御宿の交流が始まったみたいですね。

 

さて、

肝心の展示ですが・・・

こちらの記念館は展示室内の撮影は禁止とのことで、ありませーん。

 

1F には企画展示室があり

御宿町ゆかりの文化人の作品展示がされています。

今は古長瑤子さんという方の油絵が展示されていました。

 

 

2階に上がると 右側に 加藤まさを展示室

加藤まさを氏は大正中期から昭和前期にかけて活動した画家であり詩人。

童謡 月の砂漠 の作詞をしたのが この加藤まさを氏です。

展示室には彼の作品や遺品が展示されていました。

 

2階左側はラウンジ・ギャラリー。

月の砂漠記念像(ラクダに乗った王子様とお姫様の像)の1/5の原型作品や

御宿海岸でのアカウミガメが産卵の資料が展示されています。

 

 

小さな記念館なので、

特別興味がある方でなければ あっという間に見終わってしまうかもしれません。

 

さて、御宿とはこれでサヨウナラ。

 

あ!!!

タイトルに書いといて忘れるとこでした。

 

 

月の砂漠記念館のミュージアムショップで

月の砂漠とは何の関係もない伊勢海老せんべいを購入。

移動の車の中でバリバリ食べましたとさ。ニヤニヤ