柴又帝釈天を訪れたGW中のとある日に

寅さん記念館 にも立ち寄ってみました。

私の父が寅さん好きで 以前一緒にこの記念館を訪れたことがあるのですよ。

ですが、悲しいことに その日は休館日。笑い泣き

翌日には山形の自宅に帰らねばならず

結局 見学できずじまいだったんですよねー。

何年越しかのリベンジ、娘のワタクシが果たしてまいりました!

 

 

寅さん記念館のチケットを購入すると 山田洋次ミュージアムも見学できるようです。

そちらも 後ほど紹介するとして まずは寅さん記念館にお邪魔します!

 

 

館内に足を踏み入れると まずは

山田監督をはじめ、「男はつらいよ」 の映画製作の現場スタッフの紹介コーナーが。

手前のデッキチェアは実際に山田監督が使っていたものです。

 

 

こちらは再現ジオラマコーナー。

寅さんの少年時代から 放浪の末に故郷柴又に舞い戻るまでの物語が

可動式のジオラマで辿ることができます。

 

 

そして 「くるまや」 。

「くるまや」 というのは寅さんの実家が営むお菓子屋さんだそうです。

 

 

「男はつらいよ」 全48作のうち 第39作までは

寅さんの実家は 「とらや」 というお菓子屋さんだったらしいのですが

前回の私のブログで 私がランチをいただいた帝釈天参道の 「とらや」 さんが

「柴又屋」 から 「とらや」 に店名を改名したため

映画の中の店名も改名することになったみたいです。

他にも撮影に使われたお店はあったことと

特定の実在するお店の宣伝のようになるのが不本意だという

山田監督の意向によるものだったそうです。

 

 

 

 

ちなみに、この記念館の中にある 「くるまや」 は

実際の撮影に使ったセットを 大船撮影所から移設したものだそうですよ。

 

 

お次は朝日印刷所。

寅さんの妹の旦那さんが勤める工場とのこと。

 

 

右側の人が 朝日印刷のタコ社長。

「タコ社長」 って名前は聞いたことありましたよ!

 

 

本物の活版印刷機や色んな道具類も展示されています。

 

 

1/16スケールで再現した「くるまや」の模型もありました。

2階の和室で寅さんが寝転がってます。

 

 

昭和30年代の帝釈天参道の町並みを遠近法を用いて再現したコーナー。

 

 

 

何処かに寅さんもいるので 寅さんを探しながらの見学です。

 

 

資料展示コーナーには寅さんの一張羅や・・・

 

 

寅さんの全財産の展示も。

 

 

財産と言っても ごくごく普通の日用雑貨たちがほとんどですかね。

 

 

あとは こういうお遊びの道具たち。

 

他にも色んなコーナーがありましたよ。

私のように寅さんを観たことがない人でも それなりに楽しめる記念館でした。

寅さん好きにとっては 大興奮のスポットでしょうね。