今日もまたGW中のお話です。
訪れたのは 柴又帝釈天 。
正式名称は 経栄山 題経寺 と言います。(今回初めて知りました。)
ちなみに、「帝釈天」 というのは
インド最古の聖典である 『リグ・ヴェーダ』 の中で
最も多くの賛歌を捧げられている軍神・武勇神インドラと呼ばれる
重要な神様のことなのだそうです。
忉利天(天界)に住む神々の統率者であり 四天王を統率していますが
人間界をも監視しているのだとか。
衆生が殺生、盗み、妄語等を為さないか
父母に孝順であるか、師長を尊敬するか、貧しい人に施しをするかどうか
衆生の善悪の事を監察されているそうですよ。
さて!
この日はGW中のお天気に恵まれた日だったので
沢山の人で賑わっていました。
電車を利用して柴又帝釈天を訪れる場合
柴又駅から帝釈天までの参道にはお土産屋さんや飲食店が建ち並び
ついつい誘惑されちゃいそうになりますが
そこはグッと我慢して まずは参拝!!!
境内への入り口 二天門 。
明治29年、江戸期建築の最後の名匠と言われた
坂田留吉棟梁によって造りあげられた総欅造りの豪壮な門です。
日光東照宮の陽明門を模したと言われているそうです。
境内はこのようになっています。
左回りに進んで行きたいと思います。
二天門をくぐって境内に進むと まず左手にあるのが 大鐘楼 。
柴又と言えば やっぱり 寅さん ですよねー。
寅さんの映画でも必ずこの大鐘楼の効果音が挿入されているそうですよ!
そのお隣にいらっしゃるのは 浄行菩薩 さま。
法華経に説く地涌(ちゆ)の四菩薩のお1人で
地水火風の四大の内、水大の菩薩としてこの世を浄化し、
人々の罪や穢れを洗い清めて下さるそうです。
浄行菩薩さまにご挨拶したら 手水場で身を清め・・・
帝釈堂 でお参りさせていただきます。
靴を脱いで お堂の中に入ってお参りします。
帝釈堂の内殿には日蓮大聖人が衆生の病を無くそうと願いをかけて刻まれた
板本尊がお祀りされています。
御朱印も帝釈堂の中で拝受できます。
こちらの彫刻?柴又帝釈天のHPにも説明がなかったのですが
ユリの花のような部分に水が溜まっていて
少量ずつ水が零れ落ちています。
近くにいた女性たちが 両手で 「お金が溜まりますように~。」 って
零れ落ちる水をキャッチしていました。
そういうものなのですかね?
オカネLOVE なウチの旦那さんはすぐに真似してました。
帝釈堂のお隣にあるのは 本堂 。
その後ろに 大客殿 があります。
本堂と帝釈堂は渡り廊下で繋がっています。
渡り廊下を歩いている方が見えますが
拝観料400円で 帝釈堂の内外の彫刻が見られる 彫刻ギャラリー や
大客殿から 邃渓園(日本庭園) を見学することができるようです。
※ 興味がない旦那さんが一緒のため拝観せず。
おみくじコーナーには 寅さんおみくじ なるものもありましたよ。
さすが寅さんゆかりのお寺ですね。
帝釈天の門の近くは ハゴロモジャスミンのいい香りに包まれてました。
参拝後は 参道を散策しに行きますよ!
続く