金沢21世紀美術館 を訪れました。

こちらの美術館は有料の展覧会ゾーンと無料の交流ゾーン があるのですが・・・

 

 

有料ゾーンのチケット売り場には長蛇の列が。

この程度の列であれば チケットを購入するだけならさほど待たないと思いきや

噂によると この列がなかなか進まないらしいんですよ。

というのも、チケット購入時に撮影可能な展示室や持ち込み不可の荷物についての説明があり

1組当たりの対応時間がとっても長いんですって。

通りすがりに聞こえてきた情報によると チケットを購入するのに30~40分はかかるとのことで

私たちは諦めました・・・。

 

元々 金沢21世紀美術館は年間30万人の来場者を見込んでオープンしたらしいのですが

今や年間250万人が訪れる大人気スポットに。

色々と追い付いていないのでしょうかね・・・。

 

 

金沢21世紀美術館と言えばコレを思い浮かべる方も多いはず!

レアンドロの スイミング・プール です。

プールの下は有料ゾーンですが 地上は無料ゾーンなので見ることができました。

但し 結構な人だかりができていました。

ところで どうやら今年4月からは 地上部分も有料ゾーンに変わってしまうらしいですよ。

 

さて、

有料ゾーンの見学は諦めた訳ですが 無料ゾーンだけでもなかなか見応えありました。

 

 

まずは 一般主催の展覧会 談掌 を見学。

 

 

 

「モノトーンで表現する手の表情」 がテーマの展覧会です。

 

 

作品を構成する要素を最小限にし、且つ 色の情報も削ぎ落すことで

逆に色々な表情が鮮明に浮き上がるとのこと。

 

 

 

なるほど。

確かに モノクロで撮ることによって手に刻まれた皺やシミや傷

血管なんかも より鮮明になり

その人が歩んできた時間を見ているようでもありますね。

 

 

お次はシューズクリエイターたちによるグループエキシビジョンを見学。

 

 

「モダンとクラシック」 というテーマで

其々のクリエーターが独自の解釈で形にしたハンドメイドシューズが展示されていました。

 

 

 

 

 

個性的な靴がいっぱい。

単純にクリエイターって凄いなって思いました。

 

 

屋外にも色々と展示物があります。

↑はフェルナンド・ロメロ作 ラッピング

子供が中に入って遊べるようにできています。

 

 

オラファー・エリアソン作 カラー・アクティビティ・ハウス

色の三原色 シアン、マゼンタ、イエローの色ガラスの壁が

一点を中心に渦巻き状のパビリオンを形成している作品。

見る場所や見る人の動きによって光の領域が混じり合い

異なる色を通して人と風景に偶然の出会いをもたらすといったもの。

 

人がいっぱいで写真は撮ってませんが

休憩スペースも素敵なアート空間になってたりして いい感じ。

もう少し人が少ない日にゆっくり見学してみたい美術館でした。