目黒不動尊 を訪れた話の続きです。

 

前回は大本堂をお詣りさせていただいた話を書きましたが

境内は見どころが満載です。

 

 

七福神信仰は室町時代に始まり 江戸時代には庶民の間で急速に広まり

【七福神詣で】がお正月の行事の流行りになったそうです。

港区・目黒区の6ヶ所の寺社に祀られている七福神は 山手七福神 と呼ばれ

目黒不動尊には 恵比須様 が祀られています。

 

 

和犬狛犬が護るこちらのお堂は 龍泉寺前不動堂

目黒不動尊は第二次世界大戦の戦火により

ほとんどの建物が焼失してしまったらしいのですが

こちらのお堂は戦火を免れた江戸時代建立のものだそうです。

将軍様や幕府のお偉いさんが本堂をお詣りしている時 庶民は本堂に入ることができないので

庶民のために建てられたものだそう。

 

 

垢離堂

青竜大権現を祀っています。

 

 

垢離堂の脇には 独鈷の滝

慈覚大師・円仁が独鈷(とっこ)という法具を投げたところ滝泉が湧いて出たそう。

開山以来 千百有余年涸れることなく流れる霊水です。

ここで滝行が行われたそうです。

池の中に 聖願鉢 なるものがありまして 中に小銭が入っています。

あの鉢めがけて小銭を投げて みごと鉢に入れば願いが叶うということかな???

と、言うことで投げてみましたよ。

 

YES!!!

でも、願い事するの忘れちゃったよね。。。がくっ

 

 

独鈷の滝の中には 水かけ不動明王 様もいらっしゃいます。

滝行はなかなかできませんが

お不動様が代わりに水をかぶってくださいます。

 

 

縁結びのご利益がある愛染明王様もいらっしゃいます。

 

 

愛染明王

仏教界の愛のキューピッドだそうです。

 

 

良縁成就のお参りにはお作法があるようです。

 

 

良縁を結びたい方はぜひどうぞ。

 

 

微笑観音菩薩

とっても穏やかなお顔をされてます。

 

 

お隣には 意思不動尊

 

 

あちらは 八大童子の山

柵があってこれ以上近くに行くことができません。

八大童子は不動明王の眷属である八人の童子。

不動明王の下で人々を助けてくださるのだそうです。

 

 

鐘楼堂

朝 6:00、夕 6:00 に時を告げます。

 

 

延命地蔵尊

 

 

護衛不動尊

 

 

境内にはサツマイモ畑もあります。

何故???と思ったら

目黒不動尊にはサツマイモの栽培方法を世に広めた蘭学者 甘藷先生こと青木昆陽氏のお墓があるそうで

甘藷先生の遺徳をしのんで毎年命日に【甘藷まつり】なる行事が行われているのだそうです。

ちなみに、「甘藷」というのはサツマイモのことで

焼き芋の露店なんかも出るらしいですよ。

この畑で採れたサツマイモかどうかは不明ですが。

 

 

阿弥陀堂

阿弥陀三尊(観音、勢至、阿弥陀)が祀られています。

こちらの右端の方に看板が出ているのが見えますが

御朱印は看板があるところの窓口でお願いすることができます。

 

 

観音堂

聖観音、千手観音、十一面観音が祀られています。

 

 

地蔵堂

 

などなど。

他にもまだ紹介できていない所も色々あり かなり見ごたえのあるお寺でした。

そして、かなり熱心にお参りされている方が多いようにお見受けしました。

私なんて・・・観光要素の強い参拝で・・・

ちょっと申し訳ない気持ちになってしまいました。冷や汗