先日 目黒不動尊 を参拝して来ました。

目黒不動尊は通称で 正式には 天台宗泰叡山 龍泉寺 です。

この日、仁王門の前で何やら受付をする人だかりができていたのですが

狛犬さんの台座が荷物置き場になっちゃってますね。冷や汗

 

 

正面から見た仁王門です。

 

 

こちらは仁王門前の狛犬さん。

 

世の中には狛犬愛好家と呼ばれる方々がいらっしゃるそうですね。

目黒不動尊には東京で最も古い狛犬がいるということで

愛好家の方々にはとても人気があるそうです。

ちなみに、↑ 都内最古の狛犬さんではなく、平成生まれの狛犬さんです。

 

 

 

仁王門の裏側にある ↑ の狛犬をもとに 靖国神社の狛犬が製作されたそうですよ。

 

 

仁王門をくぐると大本堂へは

「男坂」または「女坂」と名付けられた階段を上がって行くのですが

その前を護るのは 和犬狛犬

和犬狛犬は真言宗のお寺にはよくあるらしいのですが

天台宗のお寺である目黒不動尊にあることは珍しいことみたいです。

 

 

それでは 男坂 を上がって大本堂へ向かいます。

 

 

男坂の脇にはコロコロした子犬3匹を連れた狛犬さん。

こちらも和犬狛犬ですね。

 

 

男坂は一直線の階段です。

階段を上がると正面に鳥居と大本堂があります。

そこまで段数はないですが、少々傾斜があるので 下りる際は女坂を下りるよう案内がありました。

 

 

正面に見えるのが 大本堂 です。

 

 

 

そして、男坂を上がり切った所にあるのが 都内最古の狛犬 とのこと。

承応3年(1654年)生まれの狛犬さんです。

 

 

心身を清め お詣りさせていただきます。

 

 

目黒不動尊は慈覚大師・円仁が開かれた関東最古の不動霊場。

慈覚大師がこの地に立ち寄った際に夢の中で神のお告げを受け

像を彫り安置したのが起源とされているそうです。

後に慈覚大師が唐の長安の青龍寺で不動明王を拝み、

夢に現れた神がその不動明王だったことを知り、帰国後にお堂を建立したのがここ瀧泉寺だとか。

 

有名どころだと、徳川家光や西郷隆盛も祈願に訪れているそうです。

 

 

大本堂の裏手には大きな 大日如来像 が。

こちらの像の前で熱心にお経を唱えている方がいたのですが

旦那さんがちらりとお顔を拝見したら欧米系の外国の方(もしくはハーフ?)だったようです。

 

さて

境内が思いのほか広くて今回では紹介しきれないので

次回に続くとして・・・

 

 

今回は 女坂 のご紹介だけしておこうと思います。

 

 

女坂は入口が2ヶ所ありまして 途中で合流するカタチになってます。

左の方から進みますと・・・

 

 

銅造役の行者倚像(えんのぎょうじゃいぞう)があります。

「役の行者」 は奈良時代の山岳修行者で修験道の祖として崇拝されている人だそう。

 

 

右の階段の脇には・・・しゃちほこ???

 

 

左右の階段が合流してから上を見上げると宝剣塔。

画像だとわかり難いですが緑色の狛犬がいます。

 

 

御本堂の御朱印いただきました。

 

冬の間 寒くて出不精になり御朱印巡りもあまりしてなかったのですが

ようやく暖かくなってきたので

またあちこち参拝に出かけようと思います!

 

とりあえず次回も目黒不動尊の参拝記録を綴ります。