大船駅前のビジネスホテルに泊まった時のことです。

朝、部屋のカーテンを開けると なにやら 熱い視線を感じるではないですか。じー

 

 

気になったので 行ってみることにしました。

 

 

JR大船駅西口を出て橋を渡ると すぐローソンがありまして
そのローソンの裏手の方に参道の入口がありました。

 

 

坂道を上っていきますと・・・

 

 

山門が出てきました。

ここは 大船観音寺

 

釈迦は菩提樹の下で坐禅をされ悟られたといわれ、

その禅の教えは釈迦より28代を経て達磨大師に受継がれました。

その達磨大師の禅を日本に伝えられたのが道元禅師。

道元禅師が開かれたのが福井県の永平寺。

道元禅師の教えを広め、曹洞宗団を形成された瑩山禅師が開かれたのが神奈川県の總持寺。

その両大本山とするのが曹洞宗です。

大船観音寺は大本山總持寺の直末寺で、本尊は、聖観世音菩薩を祀っているそうです。

 

山門の左手にある受付で拝観料 (大人300円・子供100円・団体200円) を納め、お邪魔します。

 

 

境内には藤棚があって、訪問時はキレイに花が咲いていました。

藤は香りもとってもいいですね~。

 

 

更に階段を上った先に観音様がいらっしゃいます。

写真だとなかなか伝わりにくいのですが

階段を1歩1歩上がるにつれて、観音様のお顔が迫ってくる感じで迫力があります。

 

 

ちなみに、くるっと後ろを向くと こんな景色が広がっています。

小高い山の上にあるので、街が見渡せます。

 

 

階段を上がり切ると どどーんと 巨大な観音様がお出迎えしてくださいます。
観音様の高さは 
25m 
こちらの観音様は 胸から上しかないのですが

下半身は地面に埋まっている・・・

 という 都市伝説 があるらしいですよ。
まぁ 実際のところは・・・
元々 大船観音は立像になる予定だったのですが
この地の地質が柔らかく 立像では耐えられないってことで
胸から上の観音様になったみたいです。

 

 

観音様の周りはぐるっと回れるようなので 行ってみましょう!

 

 

進んで行くと 縁結びの めおと桜 がありました。
枝垂桜みたいですね。
良いご縁をお求めの方は ぜひ祈願を!

 

 

観音様の背中付近に 階段が現れました。
どうやら 観音様の胎内に入ることができるようです。

 

 

胎内には 20分の1サイズの観音様が。

 

 

観音様の絵や千羽鶴たち。

 

 

折り紙で折った観音様もありました。

 

 

沢山の仏像が並んだ小部屋もありました。

 

 

 

手に握られているのは爪楊枝でしょうか。

ちょうど その位の大きさです。

ひとつひとつ手で彫ったもののようで、よく見ると皆表情が少しずつ違います。

 

 

この仏像は 千体仏 というもののようです。
この千体仏を彫る講習会も開催されているみたい。

 

 

観音様の胎内を見学し 再び外へ。

広島に原爆が投下されたとき その戦火をカイロに移し 自宅に持ち帰った人がいたそうです。
写真右端に石灯籠が見えるかと思いますが
その灯篭には その戦火を受け継いだ
原爆の火 が灯っています。
そして 正面に見える石碑が 原爆犠牲者慰霊碑。

 

鎌倉市にあるお寺ですが 観光客の姿は少なく とても落ち着いた雰囲気でした。

最近 息子さんのお受験でテレビによく出ているジャガー横田さんは

こちらを参拝して 44歳にして子宝に恵まれたのだとか。

他にも こちらを参拝したその日に良いご縁に巡り合えた方など

なにやらご利益が凄いそうで、隠れパワースポットとも言われているそうですよ。