前回の記事に続き 江戸東京たてもの園 のお話です。
東ゾーンのメインストリートにやって来ました。
東ゾーンは昔の商店や居酒屋、銭湯などが立ち並び 下町風情を楽しむことができます。
薄々気づいてはいましたが 私は日本の古い建物や
昔の日本人の暮らしぶりを見ると テンションがすごく上がるみたい。
私は観たことがないので全然わからないのですが
ここは 千と千尋の神隠し に出てくる不思議な町のモデルとなった所らしいですよ。
ここに立ち並ぶ建物は外から眺めるだけじゃなく
中を見学することもできるので 片っ端から入ってみました。
村上精華堂 は台東区池之端にあった小物問屋。
化粧品屋さんです。
建物の正面にはイオニア式の柱がデザインされていています。
化粧用のクリームや椿油、香水などを作って、卸売りや小売りをしていたそうです。
玄関の方は確かに店舗の雰囲気がありましたが
すぐ隣の部屋は普通に居住スペースのようです。
こちらは神田神保町にあった 丸二商店 。
荒物屋です。
こちらの建物もデザインが凝ってますよね。
正面だけですが小さい銅板片を組み合わせて模様を作っています。
荒物屋さんと言われてもピンとこなかったのですが
日常雑貨を扱うお店のようです。
ヤカンや土鍋などの台所用品をはじめ、火鉢やジョウロ、ホウキなど
色んな日用雑貨が並んでいます。
今 キッチンに並んでたら ちょっとオシャレなグッズも沢山ありました。
お次はこちらの3軒。
右は神田淡路町にあった 花市生花店 。
真ん中は神田須田町にあった 武居三省堂 。 文房具屋さんです。
左は店蔵型休憩棟で、1Fは無料休憩所、2階にはうどんやお弁当がいただける
お食事処になっているようです。
多分、何処かから移築してきたものではなくて この町並みに合わせて建てたものだと思われます。
武居三省堂 の中です。
いい雰囲気ですよね~。
後で知ったのですが ここは 江戸東京たてもの園 の中で1、2を争う人気スポットだそう。
確かに 中に足を踏み入れた時 私のテンションが急上昇したのも、このお店でした。
そして、ここは 千と千尋の神隠し に釜爺というキャラが出てくるそうですが
その釜爺の仕事場は、この 武居三省堂 がモデルなんだって。
どうでしょう?
映画観た方、こんな感じでしたか???
床から天井まで隙間な作られた棚。
その棚に几帳面に並ぶ商品たち。
照明の色。
何だか全てがツボです。
港区白金にあった 大和屋本店 。
乾物屋さんです。
中はこんな感じ。
左は江戸川区小岩にあった和傘問屋 川野商店 。
右は港区白金にあった 小寺醤油店 。
昔 小岩は傘づくりが盛んだったそうです。
小野寺醤油店 も 千と千尋の神隠し のあるシーンのモデルになったと言われてるそうです。
映画を観ていない私が説明してもアレですが、、、
「猛スピードで走り抜ける食糧庫」 みたいです。
こちらは味噌樽。
ホーロー製ですかね?白に赤でロゴが入っていて すごく可愛い。
米櫃代わりに使いたくて、ちょうど こういう入れ物を探してたんですよねー(笑)
ふと上を見上げれば ブルドックソースの瓶が。
再びテンションが急上昇(笑)
昔のレジスターもなんだか素敵。
まだまだ見どころがいっぱいあるので 次回に続きます!




















