この日は1人でおでかけ。
東京都小金井市にある 都立小金井公園 にやって来ました。
小金井公園 はいろいろなスポーツ施設やバーベキュー広場、
サイクリングコースやドッグラン、広ーい芝生の広場もあったりする とても大きな公園です。
枝垂桜の並木道がとっても綺麗で、お花見の時期には毎年のように訪れています。
自然が豊かな公園なので、ブラブラ散歩するだけでも楽しめるのですが
今回の目的は墨田区にある 江戸東京博物館 の分館である
江戸東京たてもの園 の見学です。
このお堀のような川?池?の対岸が 江戸東京たてもの園 の敷地になっていて
現地保存が不可能な 文化的価値の高い 歴史的建造物を移築し、
復元、保存、展示がされています。
天気はすごーく良かったんですが池?の水がシャーベットみたくなってました。
夜は冷え込んだんですね。
こちらはビジターセンター。
江戸東京たてもの園 の正面出入口になります。
1940年に皇居前広場で行われた紀元2600年式典のために建設された式殿で
翌年 小金井公園 に移築し 光華殿 と命名されました。
江戸東京たてもの園 の開園に伴い ビジターセンターとして改修され
中に入ると手前にインフォメーション、ミュージアムショップ、カフェなど無料ゾーンがあり
改札を抜けた奥は有料ゾーンとなり、屋内展示室および屋外展示ゾーンへ続きます。
私が 江戸東京たてもの園 を訪れるのは今回で2回目。
前回は急かされながら見学したため かなり消化不良な感じだったので
今回は1人で心ゆくまで じっくり見学しました。
しかも 平日で来園者が少なかったこともあり
見学する先々でボランティアガイドのおじいちゃま方に 捕まり 丁寧に説明していただき
かなりの長時間滞在となりました。
おかげで、撮った写真も膨大。
1回の記事ではとてもまとめきれないので、数回に渡ってUPしたいと思います。
とりあえず、今回はビジターセンターを含むセンターゾーンと東ゾーンを少々紹介。
屋内展示室は旧武蔵野郷土館から引き継いだ資料の展示や復元建造物、
多摩地域の歴史などに関する特別展を開催しています。
写真やパンフレットの展示が多かったのですが
昔の家電なんかも展示されてました。
大正時代 旧帝国ホテルで使われていたティーカップやケーキ皿。
レトロ感ありますが 今でも全然使えそうなデザインですよね。
素敵。
屋内展示室は一部の展示を除き写真撮影オッケーですが
あまり撮ってないので サクッと屋外展示ゾーンに向かいます。
尾張藩主徳川光友の正室千代姫が その母(徳川家光の側室)を供養するために建立した
旧自証院霊屋。
こちらは茶人 山岸宗住(会水)が建てた茶室 会水庵。
中には入れませんが 躙り口から覗くことができます。
三畳ちょっとのこじんまりした茶室です。
会水庵 の隣には明治から昭和のはじめまで国政を担った 高橋是清邸 と
北多摩屈指の製糸会社を設立した実業家 西川伊左衛門の 西川家別邸 があるのですが
現在修繕工事の真っただ中で 見学することができませんでした。
何だかムーミンハウスのようなこちらの可愛らしい建物は
上野消防署(旧下谷消防署)望楼上部
いわゆる、火の見櫓の近代版だそうです。
元々は約23.6mの高さがあったとのこと。
おそらく明治時代のものと思われている 万世橋交番(須田町派出所)。
元々は神田の万世橋のたもとにあった交番で
移築の時はトレーラーでそっくり運んで来たそうです。
とっても小さな交番ですが 中に入ると狭い仮眠室と、、、
洗面所?キッチン???もあり。
都電7500形 。
東京で走る路面電車は今は都電荒川線だけですが
昔はこの黄色い車両が渋谷やら新橋やら都内のあちこちを走っていたそうです。
さてさて、長くなりそうなので今日はここまで。
次回から徐々にテンション上がっちゃいます。