白雲山 鳥居観音 を訪れた話の続きです。
途中、道を間違えて 遊歩道をはずれ急勾配の車道に出てしまい
足に思わぬダメージを受けしてしまいましたが
とりあえず無事に山の上の駐車場に到着しました。
駐車場の片隅にあったのは こちら鳥居観音の開祖である平沼夫妻の領得碑。
ちなみに 本当ならこの記念碑の左手にある遊歩道から出てくる予定でした。
車道に出ず、遊歩道を通って来た方が絶対に楽だったはず。。。
ま、自分で間違えたんだから仕方ない。
駐車場のすぐ脇にあるのは 玄奘三蔵塔 。
こちらには 玄奘三蔵法師 の霊骨がお祀りされているのだそうです。
玄奘三蔵法師 と言ったらアレですよね、アレ。
西遊記の三蔵法師 ですね!!!
玄奘三蔵法師 の像もあります。
でも、何故に埼玉のこの地に 玄奘三蔵法師 ???
開祖である平沼氏は
日本に三蔵塔を建てることが日中親善に役に立つと考えたそうです。
この 玄奘三蔵塔 、とても芸術的な造りをしていて
まるで美術館や博物館でにも来ているかのような気分になりました。
ワタクシ、芸術的センスや知識は持ち合わせておりません。
個性的な形をした大香炉は開祖 平沼氏の作品だそう。
こちらの塔、一層目は日本様式の四角形。
二層目は中国様式の八角形。
三層目は南方様式の十六角形という 独特の造りをしています。
そして この彫刻物たちにも目を奪われます。
どんな意味があるのかわかりませんが、こんなのもあります。
外壁自体にも彫刻が施されていて とっても綺麗。
一層目の下は こんな感じに休憩スペース?みたくなってました。
休憩スペース(?)もなかなか手の込んだ造りになっていて
天井には異国を思わせるようなライトがあったり、、、
窓もすごくデザイン性があって綺麗。
そして、中から見る外の景色が まるで額縁に入った絵のようで素敵です。
玄奘三蔵塔 周辺の赤い紅葉の風景は
北野武監督の「Dolls」の撮影にも使われたらしいですよ。
何だか海外にでも遊びに来たような、そんな感覚になりました。