数年ぶりに 宝珠山 立石寺 を訪れました。
立石寺 と言うと 「ん???」 と、ピンと来ないかも知れませんが
山寺 と言えば 「ああ!」 と思われる方も多いのでは?
奥の細道 の中で 松尾芭蕉 が
閑さや岩にしみ入る蝉の声
の句を詠んだのが ここ 山寺 なのであります。
力みすぎてデカ文字が続いちゃってすいません。
でも、そのくらい山形が誇る名勝、史跡なのでありますよ。
山寺 は結構 険しい山の上にあることでも有名ですが
こちらが登山口になります。
初っ端から急な階段がお出迎え。。。覚悟してゆきましょう!!!
、、、っと、その前に!
山寺 は御覧の通り見どころが満載。
1回の記事では とても紹介しきれないので、数回に渡って記事を書きたいと思います。
とりあえず、今回は赤丸で囲んだ辺りをご紹介しますね。
さて、先ほどの階段を上がった所にあるのが 根本中堂 。
ひとまず階段がここで途切れていてホッとしますね。
この日は朝8:00過ぎに訪れたのですが
すでに参拝されている方の姿がありました。
雨もパラついていたのですが、さすが山形を代表する観光スポットです。
渋~い手水鉢で身を清めます。
山寺 立石寺本堂 と看板がありますが
先ほど紹介したように 根本中堂 と名前が付けられています。
とても歴史を感じる造りです。
入母屋造 5間4面の建物で、ブナ材が使われています。
ブナの建築物の中では日本最古だそうで、国の重要文化財に指定されています。
柱に 御朱印所 の看板がありますように
御朱印はこちらのお堂で拝受することができるのですが、、、
まだ時間が早過ぎたので 今回はいただくことができませんでした。
まぁ、また訪れる機会はいくらでもあるので、その時に。
正面には布袋様が鎮座。
皆に撫でられて ツルツルです。
根本中堂 の脇にひっそりと佇むのはティーデマン先生記念碑 。
山形の風土を愛し 1921年から10年間
山形高等学校でドイツ語を教授したドイツ人先生らしいです。
帰国後も常に山形の地を想い
山寺の片隅にささやかな記念の石と、
ドイツから送り届けた白樺の木を置くことを希望されたのだとか。
根本中堂 の境内にはこのようなお地蔵様が。
案内板には 橋殿 と書かれています。
私の写真の撮り方がよくないのですが、、、
お地蔵様が座り、お賽銭が置かれている所は
写真に写っていない手前と、お地蔵様の奥の石畳よりも少し高く 段になっているんですよ。
その高い部分が 橋殿 と呼ばれる石橋で、
古来、天皇や宮人など格式の高い人しか渡れなかったのだそう。
お地蔵様の裏側にはインドの古代文字が刻まれていて
お地蔵様の頭を撫でると長生きできる、、、と言われているそうです。
根本中堂 の左手には 芭蕉の句碑 もあります。
読み取るのが困難な感じではありますが
確かに 閑さや岩にしみ入る蝉の声 の句が刻まれています。
あちらに見えます鳥居は 山寺日枝神社 。
記事が長くなってきたので、山寺日枝神社 の紹介は次回ということで。