岐阜旅行1日目

 

白川郷・荻町合掌造り集落には その内部を見学できる家屋が何軒かありまして

私は 和田家 を訪問してみました。

2人で行ったのに、「私たちは」 ではなく 「私は」 というのはどういう事か。。。

 

旦那さんは、もう すっかり合掌造りの家に飽きてしまったのです。

なので、「1人で見て来て。」 と。

その間 旦那さんは何をしているのか。。。

 

ポケモンを捕まえるらしいです。。。 (勝手にしてくれ)

 

私は私で、「じゃぁ 次の所に移動しようか?」と気遣うわけでもなく

興味のない人を容赦なく置き去りにします。

 

 

和田家はこの集落の中で一番大きな家屋です。

築300年以上!!!

 

 

和田家は、江戸時代には名主や番所役人を務め、

明治時代に白川村が誕生した時には、初代村長に選ばれたそうです。

江戸時代に名主を務めていた家系というのは

元々 名門家系だった場合が多いらしいので

もう ずーーーーーっと昔からの名門家系ってことですね。

そりゃ、大きいお屋敷なわけですな。

 

 

重要文化財に指定され、このように観光スポットとして内部を一般公開している訳ですが

何がすごいかって こちらの和田家、今も住居として現役なんですって!

 

 

それでは お邪魔いたします。

中に入ると受付があるので、そこで入館料をお支払いし

後は自由に見学させていただきます。

写真撮影もオッケー。カメラ

 

 

1階は生活空間として使われていたようです。

手前に見えている囲炉裏の火は、年中絶やさずにつけているんだって。

 

 

和田家で使われていた品々の展示もされています。

冠婚葬祭で使われていた漆器などが沢山ありました。

さすが名門。

 

 

見上げれば 立派な梁。

 

1階には和室もいくつかありましたが、写真を撮るのを忘れちゃいました。

 

 

 

中二階(?)には昔使われていた道具類が沢山保管されています。

 

 

そして、広々とした2階は仕事をする空間として使われていたみたいです。

 

 

養蚕の道具などが展示してありました。

 

 

構造が丸見えです。

合掌造りの三角の屋根部分を構成する合掌材(?)が太い!

釘とか金属のかすがいを使わずに、こんな立派な家屋を造るってすごいですよね。

 

 

自分で撮った写真ですが、もはや 何処をどんな向きで撮ったかすらわかりません。。。

 

 

2階の床には 所々このような隙間の空いている部分があって

これは囲炉裏があって暖かい1階の空気を2階に届けるための隙間だそう。

なるほど。

 

 

窓からの景色も眺めてみましょう。

 

 

はぁ~ 。 私の故郷でもないのになんだか ホッとする景色です。

 

 

そして 2階の上に更にロフト的な空間があるみたいでした。

 

1階も2階もかなり広かったのですが、これが全てじゃないんですよね。

現在 住居として使われている部分は公開されていないので

このお屋敷はまだまだ広いってことです。

すごいわー。

 

 

梯子に毛が生えたくらいの急な階段なので 1階に降りる時は十分注意が必要ですね。

 

荻町合掌造り集落には、

合掌造りのお宿もあるので いつか泊まってみたいなー。