であい橋を渡り、
世界文化遺産 萩野合掌造り集落 にやって来ました。
であい橋を渡りきるとすぐのところにあるのは 秋葉神社 。
拝殿は写真に写っていない手前側にあります。
橋の方から来ると拝殿のすぐ脇に出ちゃうので
それが神社の拝殿と気づかず、鳥居に目が行っちゃって撮った1枚です。
江戸時代、度重なる火災や大飢餓のために この集落で多くの犠牲者が出た時に
火伏の神様をお祀りし、平安な暮らしを願うために建立された祠が
秋葉神社の起源なのだそう。
この集落は火災になりやすい茅葺き屋根の合掌造り集落が多いため
火伏の神様をお祀りするこの秋葉神社は
熱心な信仰の対象になっているそうです。
合掌造り集落に足を踏み込むと ちょっと映画村にでも入り込んだような気がしてきます。
茅葺き屋根の建物の軒先には普通に乗用車が止まっているので
昔々にタイムスリップ、、、と までは感じません。
茅葺き屋根じゃない建物も 景観を壊さないように色々と建物に制約があるんでしょうね。
こちらは この合掌造り集落でとても有名らしい喫茶店 文化喫茶 郷愁 さん。
メニューは コーヒーだけ。
入店したらホットかアイスかだけをマスターに伝えるんだって。
ちなみに、こちらの喫茶店は大人専用なのだそう。
携帯電話もダメ。
窓から見える 合掌造りの建物のある風景を コーヒーをいただきながら
ボーっと眺めれば 日々の忙しさや煩わしいことを全部忘れて無になれそう。
ま、今回はまだ開店前ということで私は入れなかったので
人様のブログで写真を拝見した感想なんですけどね。
ほっこりする風景が広がっています。
ホントは稲刈り前の稲穂が頭を垂れた状態だったらいいなーと期待していたのですが
残念ながらここ一帯はすでに稲刈りが終わってました。
まぁ、でも これはこれで、、、ですね。
あちらに見えるのは 明善寺 。
県指定重要文化財の楼閣門も茅葺き屋根です。
もちろん 本堂も茅葺き屋根。
なんだか日本昔話にでも出てきそうな趣あるお寺です。
残念ながら明善寺ではご住職がお亡くなりになってから御朱印は無いのだそうです。
明善寺の隣には 明善寺庫裡 があります。
私は中を見学したかったのですが 旦那さんは興味がないようで、、、
結局スルーしてしまいました。
こういう時、1人旅 もしくは 興味のある事が同じ人と旅すれば
もっともっと楽しいだろうに、、、とつくづく思いますね。
明善寺庫裡 はこの村で1番大きい合掌造りだそう。
確かに建物前の道から写真を撮ろうとしても
私のミラーレスでは全貌を収めることができませんでしたね。
村の中をこのような水路が通っているのですが
流れる水の まぁ~綺麗なこと!!!
何やら川魚もいっぱい泳いでいます。
何の魚かわかりませんが、池の鯉並みに巨大。
美しいフォーメーションを組んだ3軒の合掌造り。
案山子もいい味出してます。
もう とっくに亡くなってしまったのですが
私の親戚のおじいちゃんに 茅葺き屋根職人がいたことを思い出しました。
作業風景を見たこともあるんですが
まだ子供だったから あの頃はなーんも感じなかったなぁ。
今思えばすごい技術だったのですね。
茅葺き屋根って世界中どこにでもあるらしいんですけど
その中でもオランダの茅葺き屋根技術はずば抜けて凄いんですって。
モダンなデザインの新築のお家が茅葺き屋根だったり
古さと新しさを素敵に融合させた建築物が沢山あるそうです。
今回だけでは紹介しきれないので、
次回もまた 白川郷・合掌造り集落 について書きたいと思います。