「命の危険がある暑さ」が続いていますが
先日 御岳山 まで行ってきました。
御岳山頂にある 武蔵御岳神社 を訪れるためです。
と言っても、さすがにこの暑さでは登山する気力も体力もありません。
なので、サクッとケーブルカー利用です。
こちら御岳登山鉄道の滝本駅周辺には4ヶ所ほど駐車場があるみたいなのですが
滝本駅のすぐ近くにある2つの駐車場(計150台分)はすでに満車。
10:00頃に到着したんですけどねー。
それでは遅すぎたようです。
仕方なく滝本駅まで徒歩10分ほどの所にある駐車場に車を停めることに。
ところで、この10分の道がエライ急斜面!!!
多分、平坦な道だったら10分なんて とてもかからない距離なんですよ。
坂が急すぎて歩いても歩いても進まない~。
駅にたどり着くまでに既に汗だく。。。
楽をしたい方は駅のそばの駐車場を確保すべく早めの出発をお勧めします。
ケーブルカーの時刻表はこんな感じです。
パスモやスイカも利用できます。
駅の中には小さなお土産屋さんがあって
どうやら一押しはこの 御岳汁 というものらしい。
青梅豚を使ったちょっと贅沢なご当地豚汁みたいなもののようです。
美味しいらしいですよ。買わなかったけど。
そしてケーブルカーが出発。
緑が青々して気持ちいいです。ケーブルカーの中が暑いのが難だけど。
御岳山駅に到着です。
随分と山を登ってきました。いい景色!
ここからは徒歩で武蔵御岳神社を目指します。
神社まではここから約25分かかるようです。
御岳山って初めて来たんですが民宿が沢山あるんですね。
ではでは、早速 向かいましょう!
歩き始めて最初の6~7分はこのように舗装された平坦な道が続きます。
木陰になっているので非常に歩きやすいです。
この道を抜けると民宿が立ち並ぶ集落があり
まもなくして 急な坂道が始まります。
分かりますかねぇ?このかなりの急勾配。
徒歩25分???ちょろい。ちょろい。
なーんて思ってましたが とんでもない。甘く見てたわ。
一気に登りきる自信のない方はぜひ休憩を。
でも、休憩所にたどり着くまでが大変そうだな。。。
坂道沿いにすごい木が生えてるなーと思ったら
平安時代からあるらしい国の天然記念物でした。
何かが住んでいそうな木です。
急な坂道を登りきると 食堂やお土産屋さんが並ぶ通りに出ます。
砂漠のオアシスって感じ。
振り返ってもう1枚。
砂漠のオアシスを過ぎるとすぐに鳥居が現れます。
いよいよゴールが見えてきたか???
と期待させといてからのー、門をくぐるとまた階段。。。
階段は約330段。
体力に自信のない方は、途中にある
お尻が焼けるほど熱せられている河童ちゃんベンチで休んではどうでしょう?
最近めっきり体力が衰えている私ですが、なんとか頂上が見えてきました。
武蔵御岳神社は盗難除け、魔除け、豊作の神として広く信仰されてきた神社。
盗難除け、魔除けの神である大口真神は
おいぬ様 として親しまれれきたそうです。
おいぬ様は犬ではなく、実は日本オオカミなのだそうですが
おいぬ様にちなんで愛犬の健康を祈願する参拝者が沢山訪れるようです。
この日も猛暑の中 ワンちゃん連れの参拝者を何組も見かけました。
ワンちゃんと行かれる方は
ワンちゃんの熱中症や肉球の火傷に気を付けてくださいね!
境内には他にも沢山のお社が建っています。
二柱社(ふたはらしゃ) の御祭神は
神話で最初の夫婦神である伊邪那藝大神と伊邪那美大神。
この二神が多くの神々をお生みになったのだそう。
八柱社(やはしらしゃ)
大口真神社
先ほど書いた おいぬ様をお祀りする神社です。
常盤堅磐社
旧本殿だそうです。
皇御孫命社
私が武蔵御岳神社を知るきっかけになったのが
この皇御孫命社なんですよ。
このお社の守護獣は珍しいことに 豚 なんです。
狛犬じゃない守護獣がいる神社仏閣を探している時に
武蔵御岳神社にヒットしたという訳。
実際のところは豚ではなく猪らしいのですがね。
なぜ猪なのかは不明です。
最後に御朱印も忘れず拝受。
険しい道のりの先にある神社ですが
登り切った達成感と爽快感 (私はほぼケーブルカーで登ったのですけどね) と
素晴らしい景色が待ってますよ。
次は涼しい季節に訪れたいと思います。