東京~那須高原

日帰りで遊びに行くのはちょっと無理があるかなー?と最初は思ったのですが

日帰りでも十分満喫できることがわかりました。

結構いろいろ見て回ったけどまだ帰るには勿体ない。

 

 

ということで、最後にもう1件

那須テディベア・ミュージアム にやってきました。

テディベア・ミュージアムって全国に何ヶ所あるんでしょうか。

私は4ヶ所ほど行ったことがあって、ここ那須のミュージアムも2回目。

特別 テディベアが好きって訳でもないのですが

旅先にあると、何となく訪れてしまいます。

 

駐車場に到着した時、入れ違いで帰っていくお客さんが1組。

その他には車は停まっていません。

どうやら 私たちの貸し切り状態みたいですよ。

 

 

閉館時間も迫ってきているので、ちゃちゃっと見学しちゃいます。

 

 

見どころは建物の中だけじゃありません。

お庭のあちこちに可愛いテディベアがいるので それも見逃さないで。

 

 

記念撮影中のテディベアのオブジェとか。

 

 

芝生に寝転んでる子とか。

 

 

お庭も綺麗に整備されてますね。

 

 

入口前ではこの子たちがお出迎え。

 

さてさて、それでは館内へ。

 

 

中に入ると大小様々なテディベアたちが展示してあります。

一言にテディベアと言っても、それぞれに個性があります。

 

 

テディベアが誕生したのは1903年なんだって。

 

「テディ」 と言うのがアメリカ合衆国 第26代大統領である

セオドラ・ルーズベルトの愛称だって事は有名な話ですよね。

1902年、熊狩りに出かけたルーズベルトは その日1頭の獲物も捕らえられずにいました。

熊狩りに同行していたハンターが子熊を捕獲して縛り上げると

ルーズベルトにとどめの一発を打つように勧めました。

しかしルーズベルトは、それはスポーツマンシップに反するとして

子熊を逃してあげたそう。

その出来事はやがて漫画になり、ルーズベルトの行動に感銘し

その漫画に親しみを覚えたロシア移民のとある夫婦が漫画の熊をぬいぐるみに変身させ

自身が営むお菓子屋さんのショーウィンドウに飾ったのが始まりだとか。

 

↑の画像にあるグッズたちは

そんなテディベアが誕生した初期の頃のグッズだそうですよ。

 

そんな古くて貴重なテディベアが展示されている一方、

近年、自由な作風で個性あふれるテディベアを作る作家さんも増えているそうで

そんな世界の作家さんの選りすぐりの作品も展示しています。

 

 

これなんて すごく個性的じゃない?

 

 

こちらは世界中を最も多く旅したテディベアである テディ・エドワード。

那須テディベア・ミュージアムの中で1番有名なテディベアだと思われます。

 

 

テディ・エドワードは写真家だった故パトリック・マシューズさんと一緒に

色んな国を旅したそうです。

エベレストや砂漠にも一緒に行ったそうですよ。

そんな時は色んな冒険ギアを装備したみたい。

 

 

テディ・エドワードのコーナーには 冒険で使用したギアたちも一緒に並びます。

那須テディベア・ミュージアムに行ってもエドワードが留守のことがあるらしいんです。

それはエドワードが旅に出ているから。

エドワードの旅はまだ終わっていないんです。

 

 

こちらの テディ・ガンドレッド もとても貴重なテディベアです。

世界のぬいぐるみ業界を代表するアメリカのガンド社が

創立100年を記念して、特別に1体だけ作ったテディベアなんですって。

私はガンド社って知らなかったんですが

我が家にある熊のぬいぐるみのタグを見たらガンド社のものでした。

そのくらい大きなぬいぐるみメーカーってことですね。

そんなガンド社が1体しか作らなかったテディベア。

しかも、次に作るのは創立200年の時としているテディベアですから

そうとう貴重なものですよね。

 

 

右上のものはグローベアと名付けられたテディベアです。

 

心の支えを必要としている人にテディベアを贈る活動をしている

グッド・ベア・オブ・ザ・ワールドという組織があるそうです。

オランダのとあるテディベア作家さんが その組織のために この特別なテディベアを作りました。

テディベアをチャリティオークションに出品し

得たお金をその活動の支援金を作ろうと考えたのです。

グローベアは1995年にオランダを出発し世界各地を巡りながら

愛の親善大使として希望を無くした人たちを勇気づけてきました。

その後 この活動に共感した那須テディベア・ミュージアムが

オークションに登場したグローベアを落札し

支援金作りに協力するとともにグローベアの精神を受け継いだそうです。

 

 

1階のテディベアの展示を見たら2階へ移動。

 

 

2階は となりのトトロのぬぐるみ展となっています。

 

 

トトロの映画の名場面がぬいぐるみによって再現されています。

 

 

大きなトトロもいますよ。

 

 

ネコバスには乗ることもできます。

誰もいなかったから私も乗ってみちゃった。

 

貸し切り状態で のんびり見学できたので大満足。