韓国旅行記更新中
南大門市場で朝食を食べに行った帰り道
道端に置かれた これが気になって立ち止まったワタクシ。
これ何だろうか?と立ち止まった訳ですが
ワタクシ ほんのちょっとだけ韓国語が解りますので
ボードに書かれた文字を見て正体判明。
これ 五味子茶使う 生の五味子の砂糖漬け でした。
五味子(オミジャ) というのは
日本語では 朝鮮五味子(チョウセンゴミシ) という果実。
全然馴染みのない果実ですよね。
見た目はフサスグリによく似てます。
私が熱心に見ていたら
中で五味子茶も飲めますよ とお店の方が出てきてくれました。
五味子の砂糖漬けに目を奪われて気にしてませんでしたが
そこは 다전 (ダジョン) というカフェの前でした。
ダジョンは 江南韓医院 が営む漢方茶カフェ でした。
韓医院は漢方医療を行う病院で
医師のライセンスを持った韓医師が治療を行ってくれます。
韓国には結構たくさんあるみたいですね。
お店の人もとても感じのいい人だったし
私は韓国の伝統茶屋的なカフェが大好きなので
中でいただくことにしました。
お店の中は 古き良き韓国 って感じ?(よくわかりませんけど。)
私のような外国人が喜ぶ造りです。
私たちの他に お客さんはまだいません。
そう言えば 1枚目の写真でも
まだ入口のドアにクローズの札がかかったまま。
もしかしたら まだオープン前だったのかも。
あんまり熱心に観察してるもんだから 特別に入れてくれたのかも。
ありがたや。ありがたや。
のメニューは韓国語オンリーですが
確か日本語表示のあるメニュー表もあったかと思います。
お持ち帰り用の漢方茶の販売もしています。
飲んだことないお茶がいっぱい並んでました。
せっかくなので 私は 五味子茶 いただきました。
生の五味子は初めて見ましたが
この五味子茶は何度も飲んだことあります。
大好きなお茶です。
漢方なので 色々と体にいい効能があります。
咳や痰を鎮めたり、滋養強壮、疲労回復、皮膚の免疫力アップ、
血液をサラサラにする効果まであるらしいです。
面白いのが その味なんです。
飲んでみないと その味はわからないのです。
どういう事かというと 飲む人の体調によって感じる味が違う のです。
「五味子」の名前のとおり5つの味があるらしいです。
参考までに
甘味 → 脾臓機能が低下気味。老廃物が溜まっている。
酸味 → ストレスが溜まっている。
苦味 → 心臓機能が低下気味。貧血気味で血液が不足。
辛味 → 気管支が弱り気味。体のエネルギー不足。
塩味 → 下半身が冷え気味。
私は いつ飲んでも 甘酸っぱい味がしますが
人によっては 微塵も甘酸っぱさは感じられず 苦いだけ。。。とか。
ちなみに 甘酸っぱいと感じる人は わりと健康な証らしいです。
こちらは 旦那が注文した 双和茶 (サンファ茶) 。
こちらも 滋養強壮、疲労回復、自律神経を整える、体温を上げて代謝アップ
などなど 色んな効能があるそうです。
葛根湯みたいな味がします。
苦手。。。
これは お茶を注文するとサービスで出てくる韓国の伝統菓子。
湯菓 (ユグァ) と言います。
発酵させた餅米を油で揚げたもので 甘く味付けられています。
結構手間のかかるお菓子のようで 2週間くらいかけて作るんだって。
サクッと軽い食感と思いきや 歯にべったりくっつくねっとり感があります。
伝統茶屋とかに全く興味のないウチの旦那さんですが
こちらのお店はいたく気に入ってる様子でした。
確かに すごく居心地のいいカフェでした。