きょうは久しぶりに歴史の話。

 
大河ドラマ「光る君へ」。
越前ステージが終わり、
紫式部も既婚者となりました。
 
夫に香炉の灰をかけてしまうシーン、
その後、殿の足が遠のいてしまうという流れ、
『源氏物語』を思い出しましたね。
 
ところどころに源氏物語が散りばめられています。
あぁ、久しぶりに「あさきゆめみし」読みたい!
 
弟の乳母である、いとの言葉がよかったです。
「己を貫くばかりでは、誰とも寄り添えません。それが愛おしいということ…」
 
ぎくしゃくする夫婦仲、
石山寺で会った道綱の母のことを思い出したのでしょう。
 
このあと石山寺で何が起こるのか、楽しみで仕方ありません!
 
次回は、いよいよ紫式部の懐妊が判明。
お腹の中の子は、賢子こと、大弐三位(だいにのさんみ)です。
百人一首では、紫式部の後の58番。
恋の歌を詠んでいます。
百人一首大辞典があると、大河がより楽しい!
「どーせ、君が心変わりしてるだろうと思って、
来なかったんだよー」

え、もしかしてあなた、足が遠のいていたのを、私のせいにするの?
私があなたを忘れるとでも思うわけ?

この歌にも、己を貫く強さが伺えます。
母譲りなんでしょうかね。
 
賢子の出生、
大河ではどう描かれるのでしょうか。
あぁ、次回が待ち遠しい!
 
それにしても、己を貫くばかりは、良し悪し。
愛おしい子どもには、
失敗を一方的に責め立てたりせずに、
逃げ場をつくってあげないとなぁ…
 
古文大好き文系母、
理系男子を育てられるのでしょうか。