そろばんのことです。

 

ベストなスタートのタイミングは5〜6歳とされる、そろばん。

 

息子は、小2の4月スタートと、少々遅い滑り出しとなりました。

 

正直、近所のそろばん教室の子より進度は遅いです。

まだ10級。

 

でも、今のそろばん教室を選んだことに後悔はなく、むしろ自信さえあります。

 

そろばんは職人の育成だと思うからです。

 

要は、頭の中に電卓を作るわけですよね。

電卓は打ち間違えはあっても、絶対に計算ミスはありません。

ですから、9割9分できるというのは、ポンコツ。

つねに10割できていないといけないのです。

今通っているそろばん教室は、

10割ではないとテストが受けられません。

ポンコツ計算機を作らないためでしょう。

進度が速くてもポンコツでは使えないからです。

 

そして、もう1つ、確実に良かったと思えるのが、

フラッシュ暗算です。

 

そろばんを習うなら、フラッシュ暗算がある教室、と決めていました。

私の暗算(そろばんではなく)より、

もうはるかに速く、確実な足し算ができます。

 

これに伴って、かけ算の暗算がものすごく速くなりました。

そろばんでのかけ算はまだまだ駆け出し中なのに!

 

25×37

なら、彼の計算の仕方は、

25×4×9+25

です。

3ケタになっても、筆算はせずに、

それぞれを組み合わせてかけた数を、

頭の中で猛スピードですべて足せるようになりました。

 

おそらく、そろばんの技能だけで、

すべての計算を駆使できるほどになる、

つまり頭の電卓化には、あと5〜6年はかかるでしょう。

中学受験までには間に合いません。

 

ただ、フラッシュ暗算で足し算が速くなっただけでも、

計算の工夫に暗算の技術を持ち込め、

かなりの武器になったと思います。

 

果たして、4年生の2月までにどこまで辿り着けるでしょうか。