7歳の誕生日、子どもに欲しいものを聞いたら…

百人一首。

 

子どもの名前の由来を話したとき、

百人一首からとったんだよ、

と伝えたのがきっかけです。

 

「天皇ってたくさんいるんだね…1番も2番も!」

というので、

天智天皇と持統天皇は親子だよ、と教えてあげました。

 

さらに、

「おかあさんなんて、歴代の天皇言えちゃうんだから!」

と言ったら、悔しがること!

 

高2から高3にあがる春休み。

憧れの代々木ゼミナールの春期講習を受講してみることにしました。

人生で塾はこの時が初めて。

日本史の5日間の授業です。

 

先生が教室に入り、いくよーと声をかけた瞬間、

みなが唱え始めたのです。

「欽明、敏達、陽明、崇峻…」

受講生100人以上が一斉にですよ。

 

すごい世界があるものだ、と思いました。

それが人生、最初で最後の塾経験となりましたが、

5日間のうちにあっという間に覚えてしまいました。

(大学受験の日本史に出題されやすい、

欽明から後堀河天皇までです)

今も覚えていることを思うと、やはり先生、神業なのかも!

 

そんな話をしたところ、

息子は3日間で、後堀河まで覚えてしまいました。

子どもの記憶力すごー!

 

ちなみに、後堀河天皇まで唱えた後は、

中国の歴代国名をアルプス一万尺にのせて歌うのがしきたりでした。

息子も、この歌もセットで覚えました。