仕事が決まったのは八月上旬。お盆の時期に上京し、打合せにより9月1日からの勤務となった。終業まで実質2週間しかないものだから大忙しだ。
まず、打合せに上京した際に物件を見て回ったのが、ここで問題発生。盆なので不動産会社は営業していても、管理会社が影響していない。従って、物件の有無は確認できても、実際に見に行くことができないのだ。
8月15日に東京に着き、15日~16日に物件を見て16日の夜行で帰る予定だったが、16日まで管理会社が休みだとの事。それやったら、不動産会社も休めって話やけどね。
担当になった人も同じ事を言っていて、「店長の方針なんで、すみません。」と恐縮していた。かわいそうな話だ。人権を無視した話だ。人件費を考えれば営業しない方が割に合う。
物件を見に行けない代わりに、それまでの時間は徹底的に内見する物件を探す事にした。初めは家賃が安く、暮らしやすい下町を考えていたが、仕事がどのくらい忙しくなるかわからなかったので、近い所を優先するように変えた。
内見が出来るまでの2日間は、不動産の担当の人と、徹底的に物件を絞った。担当の人は社内システムで、俺はiphoneで同時進行で探していくやり方だ。
その時初めて知ったのだが、全ての不動産会社は全ての物件を共有しているということ。どこの不動産屋もみな同じシステムから物件を探す。それはもう協定で決まっていて、どこの不動産屋は安いとか、沢山物件を持ってるとかというのは、ありえないのだ。
また、物件の近くの不動産屋の方がアドバンテージがあるとかもない。違いというのは、サービスの質と仲介手数料の違いくらいだ。
後、もう一つ知ったのが課題広告の多さ。ネットで上がっている物件は実際には残ってないと思っていい。実際にはもう決まっていたりする。問い合わせた時にはまだあると言っておきながら、店に行くと「もう、決まっちゃたんですよー。」ってな具合だ。もちろん、中には実際にまだ残っている物件もあるが、正直たいしたのは残っていない。
だから前述した通り、担当の人と同時進行で探している際に、「これとかどうですか??これは?」とiphoneを見せて、システムの中で探してもらってもほとんどない。
ただ、俺は仕事が決まってから東京に行くまでの3、4日間、朝から晩までひたすらネットで物件を見てきたから、物件を探す能力にも長けてきていた。
「これは、どうですか?」と聞くと、「んっ!?これいいですね!よくこんなの見つけましたねー!!」と何度も言われた。ただ、その時の俺は嬉しいとうより、「いや、当然やろ。」という気持ちだった。この何日間、どんだけ物件見てきてると思ってんねん?すでに俺はweb上での物件探しのプロやぞ?プロフェッショナルやぞ?匠やぞ!?
そんなこんなで二人で徹底的に内見する物件を絞った。俺の担当の人は、不動産の裏的なこともおしげもなく教えてくれたし、良くないと思った物件ははっきり言ってくれるので信頼できた。残りの滞在期間は2日。しかも1日目はまだ本格的にお盆が開けてないので、見れる物件が限られていた。
とりあえず一日目が絞った中では、2軒ほど見れたので内見したが、写真と全く違った。はい、ここで注意です。古い物件でも、「オシャレにリフォームしました。」この言葉に騙されてはいけません。金もかけずにオシャレに出来るほどのセンスは管理会社はありません!!
「こんなんがオシャレなんやろ?」みたいな浅はかさが丸わかりなのです。安くさい照明やクロスに変えているのが丸分かりな、このあざとさ。。。しかも新しさと古さが混同していて、結果すごくダサくなっている。それやったら、全くいじらん方がまだやりようがある。
そんなこんなで、1日目の内見は対した収穫を得れず。2日目に向けてまた物件を絞った。絞りに絞り、「もう絶対この中から決める。というか、今の情報ではこれら以外はありえない」という3件を決めた。
そして勝負の2日目。朝イチで不動産屋に行き、担当の人と「今日は勝負の日ですね。」と意気込んで物件を周った。
3軒目の物件が一番の目玉だったのだが、意外にも一軒目の物件に一目惚れした。建物は古いが、中は綺麗で庭もある。それで6万円代だぜぇ。三軒目の物件は広くて綺麗で、トイレバスも別だったけど、、、クロスがあんねん、クロスが!!! それも、「コンクリートの打ちっぱなし調」のクロスが!!!
もう!なんでこんなクロスはんねん?このクロスがださいから、あとはもう何をしてもダサいやん!!!
ということで、今は中目黒に住んでます。
エキセントリック成人ボウイ