こんばんわ。
これで、オリンピックも盛りあっがったらいいですね。

そのまんま、日本電産サンキョーのHPからの抜粋です。
以下

スラップスケートについて
スラップスケートというのは、歯(ブレード)の踵の部分が上がる(外れる)構造になっているスケート靴のことで、もともとはオランダで発明されたものです。発明はかなり前で、原型は100年程前から既にあったらしい、と聞いています。オリンピックで初めて採用されたのが 1998年の長野オリンピックです。スラップというのは、閉じたときのパンパンという音のことらしく、もともとヨーロッパではオランダ語の「クラップ」と言っていたそうです。英語になってスラップとなったと聞いています。
スラップスケートは、一般的に市販されているものですからそれを購入すればいいのですが、従来のスケート靴(ノーマルスケート)から多くの選手が切り換えた長野オリンピックの際には、スムーズに入手することができない事情があったのです。
スラップスケートは、1998年頃(長野オリンピックの時)から各国のスケート選手が使用するようになりましたが、その当時はオランダのメーカーが独占的に製造していたために、注文が殺到してしまい入手することが非常に困難になりました。また、現在に比べ当時のスラップスケートはまだ開発途上にありましたので、「最先端の電子部品開発で培ったSankyoのテクノロジーを活用し、完成度の高いスラップスケートを選手に用意することはできないものか?」、とスケート部の今村監督から相談があったのです。
スラップスケートの開発に取り組むにあたり、早速当社のエンジニアがその構造を確認したところ、会社創業期(会社沿革)のオルゴール事業で独自のノウハウを確立し、現在の電子部品関連事業およびシステム機器関連事業に脈々と受け継がれている精密部品加工技術を展開することで容易に製作出来るばかりではなく、選手一人一人の足の動きに合わせたスケート靴に仕上げることができると判断しました。多くの選手がスラップスケートを使い始めることになった長野オリンピックでは、男子500mで当社スケート部として初めての金メダルを獲得しましたが、選手の活躍の影にはSankyo独自のスラップスケートの開発にあたったエンジニアのサポートがありました。
今では世界シェアNo.1を誇る、ステッピングモータ、モータ駆動ユニット、ATMカードリーダー、産業用ロボットなど最先端の電子部品や産業用装置における内製部品開発を担う第一線のエンジニアが、スラップスケート用パーツの設計開発にあたっています。また、選手の要望や身体の状態に合わせたミクロン単位での微調整には、超精密加工で用いられる最新の設備を使用するなど、世界トップレベルのエンジニアによる万全のサポート体制が、100分の1秒を競う競技での勝利をより確実なものにしているのです!
スケート靴は大きく分けて3つのパーツから構成されています。一つは足を包み込む「靴」の部分です。これは他社さんの製品を使っています。
二つ目は氷に接触する「歯(ブレード)」です。これは世界的に有名なオランダのバイキング社製のものを使っています。最後がスラップの部分です。このスラップは当社のオリジナルですが、靴の部分や歯(ブレード)の部分は外部の方たちの協力なしにはできないものなのです。いろいろな方たちの想いやこだわりが結集しているのが、現在当社の選手の履いているスケート靴なのです。
身体の一部になれば理想ですが、いかに個々の選手の動きにあった“道具”になるかということに尽きます。重くてはだめ、弱くてはだめ、つまり軽くて強くて、丈夫で磨耗に強い、ズレに強いことなどが求められますね。
さらに厄介なのは、個々の選手によって“感覚”と言いますか、“感触”が全く違うということです。実際に履いて滑る選手にしかわからない、微妙な感覚なのでしょう。外部のメーカーなどではやっていただけないことも、自社だから、同じ仲間だからできるのだと思っています。「他のチームに比べてわれわれは大変恵まれています。」と選手も言ってくれます。また、当社の選手は個々に自分の歯(ブレード)の「砥ぎ台」を持っているのですが、それも選手の想いを取り入れて製作しています。

選手ごとに違う滑った感覚を、どう調整し、具体的な成果につなげてもらうか、ということです。基本的には監督を通じてメカを調整しますが、選手からも「こんな感じにしたい」と直接言ってきて、微妙に調整して返します。でも試してみて「何か違う」と言ってくることがあります。われわれにはなかなか選手の“微妙な感覚”というのが理解できないのです。でも何とかして理解するしかないのが苦労といえば苦労ですね。
スケート靴の状態についてはしょっちゅう話します。「道具の具合はどうだい?」という感じですね。この感覚や言葉は同じ経験をした者同士の言語といいますか世界といえるのかもしれませんが…。でも現実には試行錯誤の連続です。調整してもらって滑ってみる、滑ってみてまた調整・改良してもらうことの繰り返しで、永遠にこれで完璧というのは、選手にとってはないのだと思います。またこれも不思議なことなのですが、調整・改良しすぎてもだめなんです。“慣れ”ということがあります。道具としていいか悪いかだけではなく、慣れたかどうかでも記録や順位は変わるのです。慣れというのは、選手自身の納得と言いますか、“つかみ”みたいなことだと思いますね。勝負や選手の記録にメカであるスラップのウエイトがとれだけ占めるのかはわかりませんが、技術的な面だけではなく精神的な面でもかなりの部分を占めるのは間違いないと思っています。

試合に勝てたり、記録が出たときはもちろん嬉しいですが、それよりも調整が上手くいって、選手から「しっくりきました」と言ってもらえるときですね。私達も、もっと選手の感覚が理解できる感性が必要だと思います。われわれがスラップを作っていることで、選手が技術的なことだけではなく、精神的にも安心感を持ってくれれば言うことないですね。
私達も選手のために努力していきますので、ファンの皆様もこれからも日本電産サンキョースケート部にご声援をよろしくお願いします。
http://www.nidec-sankyo.co.jp/skate/content/tech.html

すみません。別に道具のお陰とかじゃないですよ。それは、当然、彼等の実力です。 ただ、それを支えるものの素晴らしさを言いたかっただけです。
選手達、本人はもっとでしょうが、残念なことに1位は韓国だったんですね。悔しーい!!!