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―おそろの革ブレス。大切なんです。
―あけがいてくれて本当によかった。ありがとう。
―冷静に考えてもやっぱり出ていくしかないと思う。親孝行したかった…なら自分殺して大切なひとをあきらめるべきなのかな。でも、自分殺して生きるなんて残酷すぎるよ。私の人生じゃん。…どうして
―出ていくしかない。それか自分を捨ててここに留まるか。
『遅いと思ったら、一緒に電車降りてきたでしょう。なんで一緒にいるの。まだあいつと付き合ってんの』―父親のことば。

『今まで一緒にいたの。学校行ってなかったの。じゃあ一緒に補講受けてるの。いい加減にしなさいよ。当たり前でしょう』―母親のことば。

ここにはいられない。
―また始まった。この家の窮屈さ。居場所なんてなかったけど、姉のおかげで少しずつ変わっていたのに、また…。居場所なんてない、戻ってこない。私の帰る場所なんて本当はないんだ。改めて思い知らされる現実。
―並んでベンチに座ってる。こんな何でもないことが必要なんだ。今の私には大きなことなんだ。
―歩き疲れて、イービンで休憩中。結構働いた。頑張った。
―調査書のためにゴミ拾いしました。成績アップ!とりま疲れた。
―朝の電話。昨日の吐き気と関係あるのか、吐き気する。胸苦しい。気持ち悪い。何なんだろう。身体にきてるんだろうな。