―このまま終わりたくないから電話かけてみた。自分勝手だけどそうした。だけど向こうは出なかった。

―ついに終わりが見えてきた。
―もう一度…をずっときいてる。心静まるけど何にも変わらない状況が虚しい。ふたつの心つながらない、所詮人間だから仕方ないのかもしれないけど、『仕方ない』で片付けられないから苦しい。そんなに簡単じゃない。

―幸せなんてもう望まない。願わない。きずなを苦しめたのに自分だけ幸せになりたいだなんて最低だったね。ごめんなさい。
―なんでこんな思いしながら私たえてるの。私のこと大切にしてくれる人いるかもしれないのに、ばかみたいにそこから動けないのは、そこで小さないのち生まれたからだよ。
―何にもない自分に音楽つけた。もう一度…を何度も繰り返しきいてるとなんだか思い出して心静まる。落ち着くわけじゃなく、ただ心静まる。
―とっくにコムの着信拒否は解除している。あつみはまたここを調べたのかな。隠れて裏切られている…?私の気持ち踏みにじることであの人は心晴れるのだろうか。

―私、もう幸せになんてなれない。絶対なれない。
『ふたりのホムペを作って』―前まであったホムペ。実は今現在作りかけていたホムペがあった。でも未完成のまま終わりそう。考えたら私たちは何だって未完成だったね。
―ここもまた削られている。私、また裏切られている。隠れて私の心裏切っている。
―どうしてふたり理解り合えないの。気持ちすれ違うだけの悲しい時間過ぎてく。離れた心つなぐ言葉なんてないのかな。これは無理した付き合いなのかな。お互いにマイナスなのかな。私がいなくなればあつみは気が晴れるだろう。私がすべて背負ったままいなくなれば、あつみは気分いいよね。気が楽になるだろうし。…あつみのためにも私が去るべきなんだろうか。あつみの幸せ願うなら、重荷の私がいなくなるしかない。それが最後で最大の優しさかもしれない。
―そしてコムも着信拒否。本当に気持ち考えてくれるまでは話さない。話す必要なんてないから。人の気持ち無視して自分勝手にするんなら私は相手にしない。相手にならない、話にならない。本当は私の気持ちちゃんと考えてくれるはずだから、そう思うしかないけど…
―少しは気持ち考えてくれたのかと思った。自分の都合とかじゃなくてさ。そんな人だなんて思わなかったし思いたくなかった。