本格的に雪が見られるようになり…
…世間は「今年を振り返る」モードになってきた。
流石にまだ、積雪にはなりにくい。
「今年の漢字」は「戦」になったそうだが、これは僕にも当てはまりそうだ。
3月に大火傷を負ったおふくろは2度の転院の後、快復はしたが自力歩行は不可能になった。それで受け入れ可能な特別養護老人ホームを探したところ、運良く申し込みから1か月を経ずに入所できた。
ただ…認知能力が落ちているようなのだが、病院も特養ホームも面会が原則NGなので、いまひとつ程度がわからない状況が続いている。
一方、僕はやはり3月、右脚に坐骨神経痛を発症したわけだが、神経痛自体は改善したが筋肉のバランスが戻らず(筋力低下もある)長時間の歩行はまだちょっとキツイ状態。まあ、車のペダル操作には問題はないのだが。
しかし…夏の終わり頃、免許更新をした際に発覚した視力の低下をきっかけに、眼に問題が起きていることが分かった。
病名を詳しくは書かない。基本的な生活に大きな支障はないが、状況によって見づらいことが起こる…そんな感じだ。
歳のせいと言えばそれまでかも知れない。
そんなこんなで、一人暮らしになって9か月。
そう遠くない未来に訪れる状況と分かっていたつもりだったが、体に不調を抱えることを考えていなかったことに気づいた。
それと、定年を迎えた後の過ごし方をよく考えていなかったことも。
僕が勤めていた事業所が解散して約1年半。
年齢条件があって再就職は簡単には決められなかったし、さらに体調の問題で今は職があっても、それをこなせるかどうかの自信がない。
自分のことだけを考えればいい環境…それが一足早くやって来ただけなのかも知れない。
もしくは「第二の人生」を考える時間を与えられたのかも。
それとも第二の旅立ち…出発の時はもう来ているのか。
自分との「戦」はとっくに始まっているけど。
雪は12月2~3日の自宅、フユザクラ(十月桜)は11月21日の鳥屋野潟公園(女池地区)での撮影分から。
…やっぱり、これも貼っておこう。
"DEPARTURE" by 大高清美
from album "OUT OF SIGHT" (2001)
written by 大高清美