今回の選曲は連想によるもの。
スペイン…フラメンコ…バラ…
このジャケットが、そんな僕の持つイメージの根源かもしれない。
DON'T LET ME BE UNDERSTOOD/SANTA ESMERALDA (1977)
それはともかく、毎年同じ季節に同じ被写体を使うことを繰り返すと、選曲ネタに困ってくるわけで…(;^_^A
"SPANISH ROSE" って曲もあるが、Van Morrison は僕にとって門下外…
"SPANISH" と言う言葉の入る曲名を考えたとき、まず浮かんだのは Al Di Meola の "SPANISH EYES"。
SPLENDID HOTEL/Al Di Meola (1980)
タイトル通り、スパニッシュな感じのサウンドでもあるし。
しかし6月3日の夜、あるライヴ配信を見たあと、別の曲を思い出した。
それは本多俊之&バーニーング・ウェイヴの "SPANISH TEARS"
ある「配信ライヴ」とは…ドラムに佐藤奏さんが参加した "Jaco Pastorius Tribute Live"。
ベーシストの櫻井哲夫さんのリーダー・セッションなのだか、サックスに本多俊之さん、キーボードに新澤健一郎さん(PRISM のサポート・メンバーだった)など、ちょっと気になるメンバーだ。
当然、楽曲は基本的に Jaco や WEATHER REPORT のナンバーだが、"BLACK MARKET" の途中でドラムとサックスだけになり、ドラムソロの上をサックスのアドリブが走るような演奏になったところは聴きものだった。
本多さんは「孫とやってるみたい」と言っていたが、アルバム "SPANISH TEARS" には中学生ドラマー、奥平真吾さんが参加していたりする。
ま、当時の本多さんは20代だったわけだが…
前回、「次回の記事は薔薇で埋め尽くす予定」と書いたので、ここからそれを実行します。(^-^)/
撮影日は5月30日、聖籠町の二宮家バラ園。
2013年の初来訪から今年で10年目。
旧家の庭園を埋め尽くすバラに魅せられ、今回が9回目の来訪。
スキップしたのは2014年と2020年。
2020年はCOVID-19の為、公開が見送られた。
2021年…去年は2度足を運んだ。それで計9回。
繰り返し訪れる理由…バラ以外の花にも魅力があること。
何より、植物も生き物だから、必ずどこか違っている。
もちろん、庭園の手入れによる違いもある。
そんな違いを確かめたいから、足を運び続ける。
それは、好きなミュージシャンのライヴに繰り返し足を運ぶことに似ているかも知れない。メイン・アーティストだけでなく、サイドメンの違いも楽しみのひとつ…とか。
「庭園」もライヴと同じなのかも。
飛びぬけた要素だけでは成り立たない…
「スキップ」と言えば…配信世代は楽曲の「間奏」を飛ばして聞くことも多いとか。
インストゥルメンタル好きには考えられない。
バラに限らず、植物には花があって茎や幹があって根がある。
間奏を飛ばすのは、花だけを楽しむように思えるのだが…
"SPANISH TEARS" by 本多俊之 & BURNING WAVE
from album "SPANISH TEARS" (1980)
written by 本多俊之
また、一年後に…(^-^)/