こんな選曲で、いいのだろうか…(^o^;)
月光の牢獄に錆びた鎖が
太陽の光に打ち砕かれ
道を歩めば視界が開ける
騎士の試合が始まった
紫の笛吹きは曲を奏で
聖歌隊が静かに歌う
古典語による三つのララバイ
深紅の王の宮殿のため
市の鍵を授けられた者達は
夢によろい戸を降ろし
僕はたいした考えもないまま
巡礼者の入口の外で待つ
黒の女王は葬送行進曲を
高らかに唱いあげ
ひび割れた真鍮の鐘が鳴り渡り
火の魔女を呼び戻すだろう
深紅の王の宮殿へ
庭師は一輪の花を踏みつけながら
一本の永遠の緑の木を植え
僕はプリズムの船で風を追い
人生の苦楽を味わう
詐欺師が軽く手をあげ
オーケストラが演奏を始める
ゆっくりと砥石車がまわる
深紅の王の宮殿で
静かな灰色の朝 未亡人達は泣き
賢人たちは声をそろえ 冗談に笑う
僕は前兆となるものを求めて走り
この悪戯にまんまと陥る
黄色の道化師は演ずることなく
そっと糸をたぐり ほほえむと
あやつり人形達が踊る
深紅の王の宮殿で
♪ The Court Of The Crimson King
The rusted chains of prison moons
Are shatterd by the sun
I walk a road, horisons change
The toumament's begun
The Purple piper plays his tune
The choir softly sing ;
Three lullabies in an ancient tougue
For the court of the crimson king
The keepes of the city keys
Put shutters on dreams
I wait outside the pilgrim's door
With insufficient schemes
The black queen chants
The funeral march
The cracked brass bells will ring ;
To summon back the fire witch
To the court of the crimson king
The gardener plants an evergreen
Whilst trampling on a flower
I chase the wind of prism ship
To taste the sweet and sour
The pattern juggler lifts his hand ;
The orchestra begin
As slowly turns the grinding wheel
In the court of the crimson king
On soft grey mornings widows cry
The wise men share a joke ;
I run to grasp divining signs
To satisfy the hoax
The yellow jester does not play
But gently pulls the strings
And smiles as the puppets dance
In the court of the crimson king
"THE COURT OF THE CRIMSON KING (クリムゾン・キングの宮殿)"
by KING CRIMSON
from album "IN THE COURT OF THE CRIMSON KING" (1969)
written by Ian McDonald/Peter Sinfield 対訳/渡辺淳 IECP-10003 より
今回の選曲のヒント…
まず、牡丹が「百花の王」と呼ばれること。
そして、僕にとって牡丹の花の色のイメージは「赤」であること。
つまり「王」と「赤」。
なんとも強引な「こじつけ」(笑)
もちろん牡丹は「赤」だけじゃないので、対訳パートこそ「赤」で統一したけれど、英詩パートは「赤」以外の品種を並べてみた。
場所は毎度おなじみ新潟市秋葉区の県立植物園。撮影日は5月12日。
ここに牡丹園があることは知っていたし、このブログの記事でも登場したことはあったはず。でも、開花タイミングの「ジャスト」はなかったような…今回の狙いはそこだった。
音楽ブログで始めたはずなのに、今となっては音楽を借りたフォト・エッセイと化しているような気もするが…(笑)
ま、このブログを立ち上げなかったら、僕の写真の世界…というか「芸風」は違っていたと思う。
一方で僕は「撮ること」を動画…8ミリフィルムから始めたので、このブログが複数の写真でひとつの記事を構成する「組み写真」のスタイルになったのは「成り行き」ではなかったのかも知れない。
それにしても、「百花の王」と呼ばれるだけあって、花の大きさも最大級。
牡丹と花の大きさで勝負できるのは…向日葵ぐらいか。
この日の県立植物園、見物は牡丹だけではなかった。
外せないもの…今の季節なら、これも…
ここは僕が通い詰めたくなる、植物の「宮殿」…
(^-^)/
記事タイトル曲、オリジナルはかなり制限があるようなので…
The Court Of The Crimson king (Live)