3月の議会で私たち「明るいみらい・やまと」が
「善きサマリア人の法を日本でも制定しましょう!って国に要望しましょう!」
という意見書を提案し、市議会全員一致でOKされ、国に提出されます。
かな~り噛み砕いて書いていますが、「善きサマリア人の法」は
あなたがもし道端で倒れている人を見つけ、助けようと思って心臓マッサージをしたら、不幸なことに死んでしまった。
助けられず凹んでいるところに、なんと御遺族が提訴!!
マッサージの力が強すぎて肋骨が折れてしまったことが死因だという主張で、あなたは被告人に!
そして、法廷においてあなたは「自分の心臓マッサージには過失がなかった」ということを証明しなければなりません。
さて、ここで問題です。
あなたはこんなリスクをおかしてまで人を助けますか??
というのがテーマです。
総務省の統計によると、現場で応急手当を施された傷病者はわずか3割。他の7割は何ら手当をしてもらえませんでした。
人を助ける時のリスク。このなんとも不安な存在が多くの「傍観者」を生み出しています。
「善きサマリア人の法」は聖書に出てくる話から名づけられたアメリカとカナダの法で、
「災難に遭ったり急病になったりした人などを救うために無償で善意の行動をとった場合、良識的かつ誠実にその人ができることをしたのなら、たとえ失敗してもその結果につき責任を問われない」
ということを法的に定めたものです。
日本はアメリカやカナダとは法体系も違いますし、キリスト教国でもありません
。しかし最近の報道で目にする、中国のような状態http://www.asahi.com/international/update/1024/TKY201110230510.html
にならないためにも、「善きサマリア人の法」の制定が必要ではないでしょうか?