3月議会の一般質問(自殺対策) | いっしょに生きよう、明るいみらい。

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3月議会では

①大和市の進める健康都市について

②自殺対策について

③大和市のイベントキャラクター「ヤマトン」について

質問しました。


その中で自殺について、質問の中で紹介したデータだ聞いているだけではわかりにくいというご意見がありましたので、ブログに書いておきます。



平成23年の自殺者数:3万586人(14年連続で自殺者が3万人超)



平成23年度版自殺対策白書によると以下のことがわかる。


平成22年の自殺総数:3万1690人


月別自殺者数1位:3月(1日約95人)


曜日別自殺者数1位:月曜日(1日約97人)


時間帯別:男性 1位 5時 2位 6時 3位12時

     女性 1位12時 2位15時 3位10時


性別:7割以上が男性


自殺の動機が特定された人:2万3572人

動機1位:健康問題(うつ病などを含む)1万5802人

特徴:

70歳以上の自殺死亡率が減少する一方で20歳~40歳代前半の自殺死亡率が上昇傾向にある。また、夫婦や親子などの絆の崩壊が顕著

「夫婦関係の不和」が120件増(前年度比11.0%増)

「親子関係の不和」が72件増(前年度比14.3%増)


自殺者に占める「自殺未遂者」の割合

男性:13.7%

女性:約33%

つまり女性の自殺者の3分の1は以前自殺未遂をしたことがある。

ちなみに女性の20代自殺者の内、45.9%、30代自殺者の46%が、自殺未遂者による自殺。


うつ病に関して、

しかし、もし自分がうつ病になったときはどうするかと聞いた場合は30.7%の人が「精神科の病院を受診しようとは思わない」と回答。






以上のことから自殺対策としては


「自殺未遂を繰り返させないためのフォロー」


「親子、夫婦の絆を強める」


「うつ病の早期発見と確実な医療機関への繋ぎ」


が有効であることがわかります。




とは言え、これをやれば上記の3つが劇的に達成される、という方策がないのが実際です。まずは今行われている取り組みをきめこまかく、しっかりと継続すること。

加えて、現在個人情報保護法や、警察と行政との制度上の違いなどの問題で、関係機関同士で上手く情報が共有できていないことがあります。命を守るため、様々な垣根を取っ払って、オールジャパンで取り組んでいくことが必要だと思います。