旧暦語呂合わせ | 世界は「ことば」でできている 〜文系講師の受験ブログ

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令和百人一首リレーの管理人です

※写真は本文と関係ありません。

 

12月といえば「師走」なわけですが、

この「旧暦の月名」ってやつが、

中学高校受験ではまれに出題されます。

 

この語呂合わせが難しい。

定番としては、

 

「むっ、危機や!

 うーさみい冬、

 鼻かんでシーシー」

 

ってのがあります。

(ヤヨイちゃんがウサギを踏みつけるバージョンもあります)。

 

ただ、これでもひっかかるんですよ。

 

「えーと、睦月、如月、弥生でしょ。

 卯月、皐月、、、さみい冬ってなんだっけ??

 

となりがちです。

 

これを避けるために、

まるごと歌にノセて覚える場合もあります。

 

替え歌の定番は「サザエさん」か「ドラえもん」です。

 

「お魚くわえたドラ猫 追っかけて♪」

を、

「むーつき、きさらぎ、やーよい うーづーきっ♪」

と合わせます。

 

「しもつき、しーわす♪ るるる、るる、るー

 旧暦の名前〜♪」

となれば成功です。

 

ドラえもんだと、

「頭テカテカ 冴えてピカピカ♪

 それがどうした ぼくドラえもん♪」

が、

 

「むつき、きさらーぎ、やよい うづーき♪

 さつき みなつき ぼくドラえもん♪」

です。

 

ドラえもんはドラえもんです。

 

 

ただちょっとひっかかります。

 

試験中に、

サザエさんだのドラえもんだのというのもいかがなものかと。

 

歌を忘れた場合、

 

「なんだっけ、、、さーて、来週のサザエさんは?」

 

「マスオです!?」

 

「ああっ、違う!」

 

なんてことになったらパニックとなること間違いないです。

 

 

歌じゃない方がいいということで、

リズムだけで覚える手もあります。

ラップのイメージ。

 

「むつき きさらぎ、 やよい うづき

 さつき みなつき、 ふみつき はづき

 ながつき かんなづき、 しもつき しわす

 

 ちゃんとメシ食ってるか」

 

とくれば成功です。

 

意外なことに「デザイン」で覚えるという手もあるようです。

 

お見事。

 

 

さて、私はどうやって教えているか?

 

実は、生徒に「投げてます」。

 

以上のような覚え方をざっとやって、

 

「好きな覚え方を考えてくるように!」

 

これでだいたい覚えます。

 

「覚えてこい」ではないのがポイントです。

あくまでも、

「覚え方」を考えさせる。

 

アニソンの替え歌で覚えてくる子もいますし、

「むきや うさみ ふはな かしし」

と一文字だけ覚えてくる子もいるし、

友達と協力して半分ずつ覚える子もいます。

(友人の顔や口調を思い出しながら覚える)。

 

覚え方を3人くらいに発表させれば、

クラス全員が大抵は覚えていますから。

 

最後に、

比較的「替え歌にしやすい歌」として、

ハイロウズ「日曜日よりの使者」。

「シャラララ」のところ。

 

 

オススメしないのはクイーンの「ボヘミアンラプソディ」、

変調する、

I see a little silhouetto of a man, Scaramouche, Scaramouche, のところ。

 

「ガリレオ〜」ときて、すべて忘れます。

 

 

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