前回の続きです。
実際に受験するのは子どもですから、
「子どもが10割」というのは、わかりやすいと思います。
いくら親でも、
試験会場に入って隣で答えを教えることはできません。
親は子どもの能力を引き出し、
受かる可能性を少しでも上げるのが仕事です。
基本的に親はあくまでも脇役です。
では、なぜ親も10割なのか?
「高校受験」や「大学受験」と比較すると、
わかりやすいかもしれません。
「中学受験」は特殊です。
志望校の決定から教材選び、
塾や家庭教師の手配から試験当日の食事まで、
親がいなければ子どもはほぼ何もできない。
これが高校受験だったら自分で勉強する子が圧倒的に増えます。
志望校は勝手に決めてくるし、
ちょっと気の利いた子なら朝食もお弁当も自分で作るでしょう。
高校受験や大学受験になると親の出番はぐっと減ります。
どの受験でも基本はあくまで「子どもが10割」です。
親はそれをどこまで引き出せるか。
中学受験なら「10割まで」引き出せるということでした。
見方を変えれば、
「10割邪魔できる」とも言えます。
↓ランキング参加しています、
↓クリックしていただけるとひじょうに嬉しいです^^