久しぶりに秋葉原へいつものお店に掘り出し物探しへ。
Studio ProjectsのVTB1が一台、
ガリあり、キズあり、アダプター取れない汚れありでジャンク品との事で¥2,838
この値段からノイズだらけて使えない可能性大と思ったが本体の見た目は言うほどキズは無かったので迷わず購入!
いつ頃製造された物か判らないが2002年頃から国内販売されたようなのでコンデンサー、真空管はへたってるでしょう。
最悪、音が出なくても分解して弄り倒してみようかなと。
帰宅し、早速電源投入!
電源のLED点灯、まずは一安心。
コンデンサーマイク、ミキサーと繋ぎエレガットの音を聞いてみた。
…
各ノブ、スイッチのガリはありません。
音も問題ありません。というか結構良いです。
以前改造した ARTのTUBE MPと比較してもこちらの方が良い!これでジャンクだとしたら新品だとどうなの?
これはひょとして当たりだったのか?
なんか問題あるでしょ、
Hi-Z端子にベース、ギターをつないでみたがこちらも問題なさそう。
ハイパスフィルターも効いてるみたいだし。
Input Gain、Output LevelをMAXにしてTubeBlendを徐々に上げていくと真空管の旨味が付加されてく感じで3時〜4時ぐらいがいい感じ。
Cubaseにてdbx 286sと以前、真空管、オペアンプ、コンデンサー交換したART TUBE MPとVTB1を使い録音し比較してみましたら違いがはっきりとわかりました。
マイクはRODE M3、各プリアンプはGAIN+40dB、OUTPUTO+0dBにて録音。
*VTB1はTubeBlendを4時の位置に。
dbxは今年新品で購入、 ARTは中古改造品、VTB1はジャンク品。
dbxを基準にするとVTB1が一番音量がでかく、音に輪郭、ハリが出てます。適切な表現かわからないけど金属的な感じも。 ARTは音が一番小さく、音自体は好みだが同じ音量にするとノイズが目立つ。dbxは新品で購入したこともあり安心感があるが、音的にはVTB1が好み。 ARTも音的には好みだが、こうもはっきりと音量差とノイズに気がつかされれば使えない。VTB1のコンデンサー、真空管を交換したい欲求もあるが現状維持でも悪くない。非常に悩ましい。
しばらくVTB1を使って録してみて変なとこ出てきたら改造しよ。