まだまだ続くよ、仕事の愚痴。

 

前回の記事で送信したメールに対する

店長からの返信は無く

不本意ながらも直接対決と相成りました。

が、その流れから

思わぬ申し出を受ける羽目に合うとは

想像してませんでした!!びっくり

 

「仕事が終わったら話をしましょう。」

と言われたのは、金曜日の午後。

 

平日のため、カフェは2人勤務態勢。

その日の相方は、仕事が遅く

掃除の仕方がなっていない子。

 

この国に来てから気が付いたけれど

年齢、国籍に限らず、布巾やぞうきん

きちんと絞ることが出来る人が少ない。

テーブルを片付ける際には

ビチャビチャの台ふきんで撫でるだけ。

汚れは落ちていないし

跡がくっきりと残るので拭きなおしが必要。

 

掃き掃除、モップ掛けにおいても

力が入らないのか?

やったことがないせいか?

お話にならん仕上がりで終了

となる人が大多数です。

 

多分、クリーナーの仕事だと

きっちり研修があるのでしょうが

現在の職場ではあくまで付随業務。

掃除の仕方は、働きはじめのタイミングで

ざっくり説明するのですが

しばらく日数が経って

その仕上がりの酷さに驚かされます。

 

日本では、学校の掃除は

児童、生徒たち自身でしますよね?!

日本でも私立の学校では

掃除を外注しているかもしれませんが

英国では原則として校舎の掃除は

業者さんにお願いするため

「家事のお手伝い」としての掃除を除けば

掃除をする機会が無いのだと思います。

学校の掃除って

結構大事な教育の一つだったのだな。

渡英後、痛感しております。

 

特にトイレ掃除は

洗剤を入れて放置するのが

おそらく欧州のデフォルトのようですし、、

新人さんが来るたびに、掃除の方法を

同じように伝えているのですが

ちゃんと教えた通りの方法でやってくれた人

今までで0(ゼロ)です。

 

ブラシを使った掃きそうじの場合

 

撫でているだけなので、掃除を終えたあとでも

ケーキやスコーンなどの食べカスや

靴についていた泥などが

床のあちこちに残っている。

 

モップ掛けも

 

床をただ濡らしているだけなので

汚れが全然落ちていない。

しかも、まだ仕事をする必要があるうちから

モップ掛けをするので、新たな足跡が残り

掃除した意味がなくなる。

 

それでは意味がないから

「初めに、ちゃんとモップの水気をきって。」 とか

「もっと力を入れてモップがけして。」

というと、

「I KNOW!!」(わかってる!!)

って返事が返ってくるわけですよ。

 

「わかってるんなら

やんなさいよ!!」

と、言いたいけれど

私はマネージャーでも何でもないし

「なんで私が気分を害してまで

教育しなきゃならんのだ。」

なので、彼女をあてにせずに自分でやって

やった分の仕事はもちろん請求するわけです。

 

しかも金曜日シフトの彼女は

「今日はジムへ行くから~」とか

「今日は修理の業者が○時に来る予定だから~」

などといって、閉店後15分とか30分で帰る。

と宣言するのです。

そんなこんなで、閉店後1時間は

確実に仕事をせざるを得ない私。。

 

金曜日の話し合いも

結局、閉店の1時間半後に開始となった。

 

初めにP先輩が自己流を貫くこと。

ただし、彼女のコーヒーは

常連客の好みに合わせているので

その点は考慮しないとならないと思っている。

という点から始めました。

 

店長からは

「今日、なぜもう一人を先に帰したの?

一緒に閉店に伴う仕事をするべきでは?」

という話を振られたので

「これ幸い。」とばかりに上記のことを話し

「これらのほかにも

店のルールから外れていることを直そう、と

指摘しても、聞き入れてくれない人がいる。

それは、彼女に限ったことではない。」

と、吐き出しました。

 

その後、思いもよらぬ展開に、、

 

「あなたは他のスタッフたちやお客さんから

悪い評判を聞かないし、辞められたら本当に困る。

何とか残って欲しい。

そこで

カフェのチームリーダー

になってくれないか?

もちろん、今より時給を上げる。

シフトも増えることになるけれど

週末のどちらかは休みにするし、

どうだろう?」

 

まさか

こういう展開になるとは思ってなかった。

 

実は、もう他の店に移ろうか?と

地元のカフェの偵察を始めていた。

ただ、そういった評価をしてくれていることは

純粋にうれしい。

特に「時給が上がる」というのは魅力だ。

他の店でイチから始めるのも

面倒くさいといえば面倒くさい。

今の店のキッチンや常連のお客さん達は

すごく良いひとが多いので

その点も捨てがたい。

 

だが、しかし、、、

通勤にガソリン代も時間もかかっているし

変に日本人気質が残っているので

肝心の時給アップ額も聞けていない。ショック

 

この4月から

英国の最低賃金が上がるので

リーダーの話を受けても

時給がたいして上がらないのであれば

あんまり意味がないような。。

 

それに、そもそも

カフェの仕事を極める気持ちは

そんなに無い

 

、、、この件については

もうしばらく、悩もうと思います。

 

 

Nordgreen(ノードグリーン)